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2008年08月20日

ピンチはチャンスだ!

チームが苦しい時こそ、若手の活躍が重要になる。
若手がスタメンを突き上げることもなく、
補強話ばかりが先行してしまうチーム状態は、あまり良いとはいえないだろう。

昨季、J2でトップを走っていた札幌は、終盤に失速した。
そこで現れたのは、ブラジル留学を途中で切り上げた西とルーキーの岡本だった。
失速しかけた札幌に再び勢いをもたらした。

低迷するチームに必要なことの一つに、こういった若手の活躍がある。
J2とJ1ではレベルが違うから、いきなり活躍することはJ2より難しいかもしれない。
しかし、考えようによっては、若手は普段よりも試合に出られるチャンスなのだ。
チャンスを活かせない選手は、プロとしてやっていけない。

監督も流れを変えられるような選手の登場を待っているはずだ。
今季あまり試合に出られていない選手は、チームのピンチは、
自分のチャンスだというくらいのタフな精神でいってほしい。

彼らが普段まじめに練習していないなどと言う気はない。
しかし、レギュラー組と一緒に控え組まで意気消沈している場合ではない。
レギュラーとか控えではなくて俺がチームの状況を変えてやる!と
何人の選手が真剣に考えているか。それが今後のチームの浮沈に関わってくるはずだ。


DF箕輪が志願のハード練習 危機感募らす残留請負人(08/20 09:44)
ベテランの箕輪だけが、危機感を募らせても仕方がない。
なぜ彼は、足首に怪我を抱えているにもかかわらず、こんな暴挙に出たのか。

箕輪の行動を、空回りに終わらせてはいけない。
箕輪のように怪我を抱えているのに練習をたくさんすればいいというわけではないが、
不安な時こそ動く、その方が動かなかった時より後悔が少ないのではないか。


沈み行く船をただ眺めていることほど自分の無力を感じることはない。

posted by whiteowl |22:42 | Consadole Sapporo | コメント(6) | トラックバック(1)