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2006年03月13日

読書管見・生島淳『世紀の誤審』&WBC・日本-アメリカ

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生島淳『世紀の誤審 オリンピックからW杯まで』(光文社、ISBN: 4334032591)
 柔道・フィギュアスケート・サッカー・ラグビーなど様々な競技の、主に国際大会における「誤審」の事例とその原因を、単に試合の中だけではなく競技の特質や背景に存在する問題にまで踏み込んで解説した一冊。

 「誤審の傾向と対策」について類型化した第九章はなかなか示唆に富んでいて興味深い。対策に挙げられた「観客が競技を見る目を養うこと」は、まさに身につまされる思いです。が、今日はこの対策についてではなく、「国際大会における誤審の傾向」について書かれている内容を紹介し、あわせてWBC・アメリカ戦で起こった「誤審」について私見を述べてみたいと思います。



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posted by tottomi |22:35 | 読書管見 | コメント(6) | トラックバック(1)

2006年03月12日

実際にプレーした感じ>レプリカ

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 今日は久しぶりにフットサルに行って来ました。昨日の負けで正直やめておこうかとも思ったのですが、これを逃すとしばらく着られないので今年のレプリカユニフォームでやってみました。
 着心地は上々でした。アル・アハリのユニフォームの6億倍イイ。実際にプレーしてみると、ロゴがワッペン・貼り付けではなくプリントになっていることの効果がよく分かりました。軽いというのもいいですね。私が持っているもう一枚は1999年シーズン(J2初残留記念(自虐))のもので、比べてみると軽さが実感できます。消臭効果はよく分かりません。「効果バツグン!!」とか喜んでいたらそれはそれでヤバイ気がします。
 黒の長袖Tシャツと組み合わせると、選手が着ている長袖ユニに近い感じが出ます。ソックスもKappa。黒ラインのものでないのが残念。#6は普段私がチームでつけている番号です。
 


 これでユニの数だけいっちょまえ。左は外サッカー用、右は所属フットサルチームの試合よ…
 
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誰だ今「ダミアン」っていったヤツは?(笑


posted by tottomi |15:00 | フットサル | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年03月11日

第2節・札幌0-1水戸

 「自滅」。チーム全体(含むベンチ)もさることながら、何よりフッキにはこの言葉の意味を良く噛みしめてもらいたい。以下、雑感。

【チーム全体の出来】
 前半、そして後半の15分までは、ボールも人も良く動いて、良いサッカーが出来ていたと思います。一人一人の技術はもちろん、中盤の守備も非常に効いていた。攻撃面では去年まで苦手としていた4バックを、関・芳賀の積極的な飛び出しと落ち着いたボール回しでしっかり崩せていたのではないでしょうか。そこまでいってゴールが奪えなかったのは、やはり前線のコンビネーションにまだ問題を抱えていたからだと思います。また、「オレがオレが」なプレーが多く、フッキに限らずみんな1タッチずつ多いなぁ、という印象でした。
 また、後半に入ってからも同じような調子で攻めていましたが、少しやり方を変えても良かったのではないでしょうか。気のせいか、水戸は相変わらずの守備的な布陣(CB4人。ありゃあ「本物の4バック」だ)ながら、去年より最終ラインの位置がちょっと高かったように見えました。で、後半はじめ、清野が裏を狙って動き出しているのにボールが出てこず怒っているのが見えました。NHKでは「いま清野とフッキが良いコンビネーションで動いていた」みたいな実況が入っています、その辺(51分ぐらい)。一回長いボールを蹴ってDFラインを押し下げるという時間も必要だったのでは、と思います。

 60分、ソダンと鈴木がまたやらかし、その後あろうことかソダンが関にスライディングをかましたあたりからガクッと運動量が落ちたように見えました。攻め疲れといった精神的なものならまだしも、フィジカルが原因だとすると問題です。「一回休み(第6節)」まで持つか心配。
 失点してからも中盤をつないで…ってのにはさすがに頭に来ました。失点後(だったかフッキが退場した後だったか)曽田が前線に上がろうとしたのを柳下が止めたように見えたのは私だけ?だとすればベンチの考えにも疑問が残ります。「上げていれば点とれたのかよ」と言われてしまいそうですが、シーズン終盤、昇格を争っている試合でそういう局面になったとき、柳下はどうするつもりなのでしょう?「今試さずにいつ試す?」。「臨機応変な戦い方」を期待していましたが、その部分は裏切られました。

【フッキの評価】
 フッキは引いてボールをもらって前を向く、あるいは一人かわす技術は非常に高いものを持っていると感じました。前線でも懸命にディフェンスする場面もありましたし。ただ、自分の前にスペースがあって1対1を仕掛けて良い場面と、周りに預けて動きなおした方が良い場面との選択が的確でなかった気がします。これはフッキが周りの選手のスタイルを上手く把握していないことが原因なのではないでしょうか。前半は清野とかぶる(同じスペースを狙ったりして動きが重なってしまうこと)ことが多かった。コンビで崩すにはまだまだ時間が掛かりそうですね。
 で、「相手に背後からボディブローをお見舞いして退場」という「亀田の四番目かよっ!」なデビューを果たし、今頃いろんなブログで叩かれているのでしょうが、正直「気合いが空回りしての結果」と同情したい気持ちはあります。15分ぐらいに席について、「そういえば…」と思ってビジョンを見たとき、「何でいまさら家本なのよ!?」と思わず声を出してしまいました。しかし審判と戦ってはいけない。こっちはたかだか19歳。あっちは国際主審・SRのコンボ。ちなみにNHKで野々村が「何分か前にもやっている」と言っているのは82分ぐらい、バックスタンド側です。
 最初のはどっちともとれるプレーだったと思いますが、21分のはPKでも良いと思われ。ただ、そこから接触しては転ぶ、というのが多すぎました。30分あたりから時々ぼけーっと突っ立ている場面も多くなりましたし。若気の至りでは済まされない失態。先述の「同情」は1%ぐらいかな。猛省して、次に活かしてもらいたい。それ以外は可能性を感じさせてくれたのだから、「ボールを持ちすぎ、精神的に脆い」というウィルとエメルソンの悪いところを合わせた選手にはなるなよ。

【その他の選手】

  • 関・芳賀。テクニックもあり、去年までの「香車」みたいなWBと異なったプレーを見せてくれそうです。両サイドに「モテる」選手を配置する柳下の頭には、強かった頃の磐田の中盤がイメージとしてあるのかも知れません。芳賀、砂川は右利きだぞ、次は気をつけろ!
  • 藤田。出場時間が短かったものの、なかなか良いクロスを蹴っていました。
  • 大塚。守備では効いていましたが、パスミスが多すぎ。失点も彼の横パスのミスから。
  • 林。押し込んでいてプレー機会が少ない中、良く集中力を切らさず守っていた。素晴らしい飛び出しが二度ほどあった。失点はノーチャンス。仕方ない。

 うーん、結果が欲しかった。しかも鳥栖での勝ち点3は帳消しになってしまいました。努めて冷静に書いているつもりですが、残念でなりません、内容はそれほど悪くなかった(ように見えた)だけに。53分・砂川のミドルが入っていれば正直言って勝ちは固かった。が、結果は結果。鳥栖戦を見ていないので前節と比べることも出来ず、これが持っている力のどれくらいなのかは分かりませんが、仕上げのところの歯車が狂っているな、という印象です。上手く回り始めれば破壊力はありそう。早くそうなってくれることを願っています。


 【今節の結果】()内は通算得点

  • 注目ジョカトーレ・#14鈴木:バツカトーレ[▽81]
  • 今節のマルカトーレ:該当なし_| ̄|○

posted by tottomi |21:01 | コンサドーレ | コメント(9) | トラックバック(1)

2006年03月10日

存在感が求められるあの男

 毎年のことですが、ホーム開幕戦は独特の雰囲気があります。サンクスマッチでもありますし。それを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。そんな中、私は野暮用で明日は遅参致します。前半途中には到着しているでしょうか。
 ピッチ練習が始まるまでの待ち時間。選手が姿を現す瞬間。ゴール裏から今年はじめて上がる「鬨の声」。林立し、打ち振られる無数の旗。プレス向け撮影を終えて「解き放たれてゆく」選手達。キックオフの時の高揚感…。開幕戦を彩る全てを目にすることの出来ない今年は、これらに感動してこみ上げてくるものをこらえる努力は必要なさそうです。やれやれ。


 さて、ホーム開幕戦となる第2節、注目ジョカトーレはこの人、

 「札幌の皇太子候補」・#14鈴木智樹

です。
 新居メンバーが廃太子の憂き目に遭い皇太子不在の今、皇子(ユース出身者)達の中でもっともその位置に近いのがこの男。前節は「消えてた」と平川さんに言われ、今週の練習中には柳下にぼろくそに言われ…。ここはホームで存在感を見せて名誉を挽回するしかない。「今年こそはゴールを」と誓った彼が決めれば、チームはいやが上にも盛り上がるはず。ウィズユーカードにも起用されるらしいし。見せろお前の右足~♪


 札幌の6億分の1ぐらいしか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:山形)

  • 湘南-東京V:じつは今節一番の注目はココ。柏相手に善戦した力は本物か>湘南
  • 草津-柏:去年なかった結束力が結果につながるか?つながるな!>柏
  • 横浜FC-鳥栖:ごたごたがあり、正直言って厳しい>横浜FC
  • 神戸-愛媛:ここで勝ってしまうと「台風の目」になりかねん>愛媛
  • 徳島-仙台:開幕戦・徳島…仙スタのつもりで戦え!(挑発>仙台

 長~い合宿を終えて、久しぶりのホーム。このあとも(室蘭を含めて)遠征が続くので、今節は最高の雰囲気で迎えてあげたい。We are SAPPORO!


posted by tottomi |20:17 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(0)

2006年03月08日

TPO

 "Time(時間),Place(場所),Occasion(場合)"

 ホーム開幕戦が近づいてきました。「今年はシビアに見る」という目標を立てましたが、第2節に限ってはこの見方、やめ。朝令暮改・意志薄弱、何とでもどうぞ(笑

 チームは開幕戦、結果だけを見れば手強い相手から勝ち点3を奪い、札幌に帰ってきます。が、内容は非常に悪かったようです。おそらく少々の自信喪失と不安を抱えての帰札となるでしょう。そしてこれが悪循環を生むのがこれまでの札幌だったと思います。ましてや今度は「ホーム」開幕。選手同様に「今年こそは」と期するものを懐いているサポーターが待つスタジアム。選手は第1節以上のプレッシャーを抱えてピッチに立つことになるでしょう。

 確かにこうしたプレッシャーは選手自身がはねのけていかなければならないものです。この程度で崩れていたら昇格もへったくれもない。しかし、いやだからこそ選手達にはこう言いたい。まずは結果だけにこだわれ。それが実は一番難しいのだろうけれども。きれいなサッカーはあとでいいから、とにかく勝ち点3を守ろう。内容は結果についてくるから。

 私自身も景気のいいことを言ったりしてきましたが、今年は厳しい闘いになることも事実。「いきなり(一つ目の)正念場が訪れた」と言っても過言ではないと思います。シーズン序盤(T)・ホーム(P)・正念場(O)…。
 選手がピッチに足を踏み入れたときにどう迎えてやるか、ゲームの入りでどう鼓舞してやるか、「ヲイヲイ」なプレーが出たときにどういう反応をするか…。一番不安を抱えているのは選手達。ホーム初戦でワクワクするけれども「正念場」、「正念場」だけどもたかが一試合、サポーターにとって大事なのはここんところのバランスですね、きっと。まぁ、こんな懸念が杞憂に終わるのが一番なんですが。


 ところで"BEER WEB HOKKAIDO"を覗いてみたら、札幌の開幕戦等に関するバナーが上の方に。嬉しい、日ハムさんの半分の大きさだけど。


posted by tottomi |19:16 | コンサドーレ | コメント(5) | トラックバック(0)

2006年03月07日

今週のモウリーニョ等々

 今日はじめて確定申告なるものを行ってきました。「二カ所以上からの給与所得があるもの」に該当したので。家のパソコンを使いネットで書類を作成し持っていったところ、添付書類と共に提出してあっけなく終了。もっと厳重にチェックされて、「源泉徴収票の住所が全部違うやないか!」とか、「還付金振り込み口座の通帳は持ってきてへんのか!」とか怒られると思っていたのに、窓口でのやりとりはわずか30秒。還付金は遅くともGW明けには貰えるらしいです。

 それにしても、郵政公社はもとより役所の方々の応対がソフトになったのはイイのですが、申告に来ている人に「お客様」と呼びかけているのにはちょっと違和感を感じてしまいました。知り合いに何人か公務員がいますが、「会社」とか「客からのクレーム」とかいう言葉を使っています。使うなと言っているわけではないですよ。彼らはあくまで「内向け」の表現として使っていますし、それに代わる言い方は?と聞かれても思いつきませんし。ただ、ぞんざいに扱われる時とのギャップがねぇ…。某大学の事務とかジムとかjimとか…。彼らは身分上公務員ではなくなりましたが、「役人」根性は残っていますね間違いなく。

 まあ、「官僚・役人と庶民は分かり合えない」というのは歴史が証明していますから。あ、公務員及びそれに準ずる皆さんをくさしているわけではありませんので念のため。仕事上で「分かり合えない」のは必然。


 さて、タイトルのあの監督、CLを前にして色々やっています。

 この人、歯に衣着せぬ物言いで敵が多そうですが、選手達からは信頼されていると聞きます。審判に対する侮辱ともとれるような発言に賛成するわけではありませんが、大一番を控えたチェルシーの選手にとってこんなに有り難いことはないでしょう。自分たちではなく監督にメディアが集中してくれるのですから。

 過激な発言でメディアの目を引く…、うーん、この人と同じでしょうか?

 …間違えた。こっち


 それと、以前のエントリーでにおわせていた、元札幌の田澤勇気選手のFC岐阜加入がとっくの昔に発表されていました。忘れてた(汗
 1月に札幌にいたらしく、知り合いを通じて「岐阜に決まったらしい」というのは聞いていたのですが、正式発表の前でしたので。もう誰か触れているかも、と思って見てみたら、やはりこちらはさすがですね。また、元札幌といえば小島宏美選手の加入も決定しました。
 東海リーグは静岡FCもおり、激戦が予想されますが、頑張っていただきたい。


posted by tottomi |22:11 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年03月06日

今日の言霊・3/6

 「人を助けられない人は、自分を助けることもできないからね……」

-『Number』648・「アマラオ。」


posted by tottomi |23:02 | 言霊 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年03月05日

やっと始まった

 開幕戦。まずは勝ち点3を収めることが出来ました。試合内容はどうも良くなかったらしいですし、注目ジョカトーレが出ねぇという、何とも困った試合でしたが、「アウェーで勝ち点を拾って帰ってくる」という、昇格を狙うにあたってこれから何度も必要とされる仕事を成し遂げたのですから、上出来と言えるのではないでしょうか。チームの「バイオリズム」が落ちたところに開幕戦が来ちゃった、と解釈しておきましょう。レギュラー争い、例年になく激しかったのですから、疲労や精神的な弛みもあったのかも知れません。彼我の力関係については試合を見ていないので分かりませんが、元多摩さんの指摘が的を射ているような気がします。

 さて、無事に「番号入り(初体験)」のユニを手に入れ、オフィシャルガイドブックも入手、ポスターカレンダーはホテルのクロークに預けた際にグシャっと凹んでしまったものの自分の顔も発見、『サッカーJ+』Vol.3もゲットと、着々とホーム開幕戦に向けて準備が整ってきた。これでキックオフから見られれば最高なのに。


 【今節の結果】()内は通算得点

  • 注目ジョカトーレ・#5池内:バツカトーレ[出場せず_| ̄|○]
  • 今節のマルカトーレ:#10フッキ(1)

posted by tottomi |21:37 | コンサドーレ | コメント(7) | トラックバック(1)

2006年03月03日

何故か其処にいるあの男

 いよいよ2006年開幕戦。今節の注目ジョカトーレはこの選手、

 「Mr.リスタート」#5・池内友彦

です。
 開幕戦のプレッシャー・鳥栖という手強い相手、アウェイ…。いろいろな条件を考えると、「セットプレー」が鍵を握りそうです。そこでこの男。言わずもがなの得点感覚。見せろお前の嗅覚~♪


 というわけで開幕を迎えたわけですが、現地どころかスピカにも行けません。午前中にユニ受け取りにいって、前半をネットでチェックした後、用事で出かけます。5時頃には結果を知ることが出来るでしょうが、その後も遅くまで帰ってきませんので日曜日の夜にでもお越し下さい。飲みますエエ、へべれけにならない程度に。日曜も仕事ですから。

 では、明日の勝利を願って。どうやらコレ、100エントリー目みたいです。数少ない読者の皆さんのご愛顧に感謝致します。これからもよろしくお願いします。あと1日。We are SAPPORO!


posted by tottomi |20:20 | コンサドーレ | コメント(7) | トラックバック(0)

2006年03月02日

今年の個人的な目標

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 今年の個人的な目標みたいなものを書いてみます。

 写真は意味なく「去年大晦日の北大」。キャンパスをほっつき歩きながらこんなことを考えていたような気がします。本当に考えていたのは正月に飲む酒のことだった気もしますが。


【スタジアム内における目標】
 今年は「去年よりもプレーに対する反応を大きく、シビアにやっていく」ことを目標にします。

 人それぞれ、スタジアムでの楽しみ方・チームへの関わり方というものがおありだと思います。ビール・ドールズ・お目当ての選手を見る・ビール・CVS、どれも素晴らしいものです(ん?何か?)。私はアウェイ側にいますから、スタジアムの雰囲気作りのために出来ることは限られています。そこで出来ることとなれば、やはり目の前の試合に集中して、流れが来たときには雰囲気を盛り上げる、流れが悪いときにも盛り上げて鼓舞するために、よいプレーに大きな拍手を送る、ということになるだろうと。去年までは、自分自身もピッチ上の流れに左右されすぎていた。悪い意味で「お客さん」だった気がします。雰囲気に乗るのではなく作り出す…。微力ながらやってみようかな、と思っています。
 また、そうした反応を「シビアに」することも目標です。やはり悪いプレーには厳しい言葉が浴びせられるべきだと思います。憎しみではなく、叱咤する意味で。「できるんかいな」という不安はあります、いろんな意味で。そのためにもっとサッカー勉強します(汗
 で、「シビアに」という点は、もう一つの目標に関係してくるわけでして…。

【スタジアム外における目標】
 誘います、周りのサッカー仲間を。

 一昨年・去年、イヤもっと前からですかね、観客数の減少に加えて、「新規層の開拓が上手くいっていないのではないか」という声を耳にします。やはり大きな器に半分、ではしまりがない。いま足を運んでいる人が周りの人に声をかけて誘う、というのが一番の近道ですよね。
 翻って自分。「ちょっと見てみようかな」という人を連れてくるには適したアウェイ側B自由席が住処ですので、今年は観客動員に貢献できるよう努力します。

 その新規層についてですが、周りのサッカー仲間には「あまり見に行かない」という人が結構多いんですね。まぁ、欧州の試合も見られる環境になってきたので、J2では物足りないというのもあるんでしょう。でも、テレビで見るのとスタジアムで見るのとではやはり大きな違いがあると思います。そこんところで訴えかけていきたいですね。
 もうひとつ、札幌を見ることで得られるメリットは、「チームの一年間をトータルで見られる」ということだと思います。どんなに素晴らしいチームでも好不調の波はあるものです。一つの試合だけではなく、シーズンをトータルで見たときに、札幌がどうやって不調の時期を乗り切ったのか、乗り切れなかったのか(イテェ、誰ですか石投げたのはw)、こうした点を見るのもよい勉強になると思うんですが。

 ちょっと話は逸れますが、その点、去年までの私の誘い方はやはり拙かった、と反省しています。チームが調子悪いときにもそのことには触れずに連れて行き、初観戦の男に「あまり面白くなかったです」と言われてしまったり(忘れもしない二年前の大宮戦@厚別)。現実から目を背けて「調子よいよ」とか「勝てそうだよ」とか「1点を分割して10点にできるよ」とか「このメールは本物です、たぶん」とか言ってはイカンですね。

 だから、誘うときには、「シビアに」調子悪ければ調子悪いとハッキリ言うことにします。逆に、サッカーを見る目のある人ならば試合見ればそのことは分かると思うんですよね。それくらいのサッカー眼を持っている人に出来るだけ多く足を運んでもらいたい、というのが私の希望です。観客の量に加えて質をさらに上げる、ということですね。

 何だか誘う側がヘンなハードル設けて本末転倒な気がしますが、「サッカーは見るけれどサポーロはなぁ…」という人を、どれだけ魅力的なサッカーで引きつけることが出来るか。J1にいた時のように「ドームバブル」や「岡田人気」では困る。新たな固定客を増やすために今年は勝負の年なのではないか、と勝手に思っています。あと2日。


posted by tottomi |22:45 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年03月01日

今日の言霊・3/1

 
 子曰、君子和而不同、小人同而不和。
 


 私は楽器をやらないどころか、音楽そのものについても全くの素人ですが、「和音」ぐらいは知っています。「ドミソ」などのように音を飛ばして鳴らすと、音一つだけの時よりもよさげに聞こえる、あれです。


 

 子曰く、君子和して同ぜず、小人同じて和せず。
 


 子供の頃に通っていたお絵かき教室(下手ですよ、今でもw)や、小学校の図工の時間には、いつも「違う色同士を混ぜて使ってごらん」と言われていたのを思い出しました。毒々しい色になってしまうことも多かったのですが、上手くいったときには、子供心に「良い色だな」と感じていたと思います、多分。


 
 先生が言われた、「君子(立派な人)は調和するが雷同はしない。小人(つまらない人)は雷同するが調和はしない」と。
 


 協調するなら納得ずくで。でも協調するために納得できるところを模索していく…。周りがそうだからといって自分に無理なことをやるのではなく、自分にできることで周りと力を合わせていく…。
 目標が同じだからと言って同じ道をとる必要はない。でも、違う道でも目標は同じ。

 何というか、そういうことが大事なんだろうと思います、スタジアムでも。あと3日。

posted by tottomi |22:51 | 言霊 | トラックバック(1)

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