2008年07月14日
オリンピック代表が決定
北京オリンピックの代表が発表になりました。
まずOAの選手が入らなかったことについて。 正直OAを使えなかったことの影響は大きいと思います。前回は小野伸二で失敗してはいますが、苦しい局面でのリーダーシップという点ではOAの選手を入れておいた方がプラスになる。ましてやそれが以前にオリンピックを経験した選手ならなおさら。 ネット上では擁護の意見が多いみたいですが、神戸のフロントは非常に悪しき前例を作ってしまいました。欧州のクラブが「A代表と違って招集に応じる義務はないから」と言うのとはわけが違う。日本のような四流国にとってオリンピックは若い世代の貴重な経験の場です。ここでどれだけの経験を積めるか、たった数試合ですが、得るものは非常に大きい。リーグでプレーできている選手を出し惜しみして、日本サッカーにとって重要なチームの構成に支障を来した罪は重い。 次に選出されたメンバーについて。 こうやって並べてみると18人というのは厳しいチーム編成ですね。CBもできる細貝、中盤としても使える岡崎と、複数のポジションをこなせる選手を選んでいるあたりに苦労のあとが偲ばれます。柏木が落ちてしまったのは残念でしたが、マルチな選手かという点を考えると仕方のないことかも知れません。 セットプレーにあまり強さを感じない点も気がかりです。直接狙うという点では水野の右足を失ったのは痛いですし、高さという点では青山(直)がいないのもマイナス。札幌ばっかり見ているからかも知れませんが、力で劣るチームにとってセットプレーは数少ないチャンス。本田(圭)の悪魔の左足に期待。 まずはこのメンバーで、オーストラリア・アルゼンチン相手にどこまでやれるか。来週が楽しみです。調整気分で来る相手にガツガツ行って欲しい。
posted by tottomi |23:01 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(0)