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2008年03月01日

ほぼぶっつけでシーズンイン

 残念、「ぶっつけ」はクライトンのことではありませんw 私です。

 どうにもバタバタしたまま開幕まで一週間になってしまいました。去年まではチームにおけるキャンプみたいに、代表の試合をいくつか見て開幕までの準備をするわけですが、今年は狙ったかのように代表の試合の日に用事が入り、W杯予選、東アジア選手権でまともに見られた試合はゼロ。じゃあ他チームの情報でも集めてみれば…と思うもののJ1の選手なんてほとんど知らないことに気がつき断念orz。ひたすら札幌のキャンプ情報ばかり読んで過ごしておりました。


 そんなこんなで、今日のスーパーカップはシーズン前の唯一のトレーニングの場ということで楽しみにしていたのですが、何とも言えない試合になってしまいました。以下、雑感。

 鹿島は昨年とメンバーが変わっていないこともあり、完成度の高さを見せました。後半開始早々の得点で広島が慌てたと見るやすかさず畳みかけて二点目を取ってしまうあたり、試合巧者ぶりも相変わらずです。対する広島は、最終ラインから丁寧に繋ぎ、FWに縦のボールが入るのを合図に一気にスピードアップ、高く構えるサイドを使ってフィニッシュまで持って行くという、魅力的なパスサッカーを展開。しかしこれをJ2でやるのは相当難しいのではないでしょうか。柏木が入ることでどう変わるのか、久保を頭から使うのか、いずれにせよシーズンでは少し変わった形になるのではないでしょうか。その意味で他のJ2チームにはあんまり参考にならなかったかも知れません。

 そう、参考にならなかったという意味では鹿島も同じ。だって来週はCB二人とも居ないんだもん(苦笑)。
 岩政の一枚目はイエローでも仕方ない。遅れて行っているからね。二枚目は少々厳しい気がしますが、そもそも自分がすでに一枚もらっていることが頭にあればあんなことしないハズ。同情の余地のない、愚劣なプレーだったと思います。
 で、試合中から判定にイライラを募らせていた(あのPKはヘンだよなやっぱり)鹿島の選手、PK戦での副審の判定にプッツンきちゃって終了後に抗議。その中で大岩が二枚目を喰らっているわけですが、何を言ったのかは確かめようがないもののやっぱり終了後に三枚もイエローが出るのは異常(曽ヶ端・中後・大岩)だと思います。あの場合は試合が終了しているのだから、抗議が長引いたからといって進行の妨げになるわけではない。主審ももう少し冷静な対応をすべきでした。カードを「黙らせる」手段にしないで欲しい。

 各選手の印象と「札幌とやったら…」についてですが、内田とマッチアップする札幌の左サイドは坪内が良いと思います。彼がどれくらい速いかわかりませんが、西嶋では初速に不安がある。やっぱりカギはマルキーニョスにボールを入れさせないことだと思います。最終ラインと中盤の距離が開いてしまい、そこを彼に蹂躙されると苦しくなる。戦術面での共通理解と声かけが大事です。


 というわけで岩政・大岩の両CBが開幕戦出場停止という僥倖を得た札幌。どうせならマルキと満男の方が良かった気もしますが、まぁこのチャンスを活かさない手はない。まずは明日、自分たちの準備をしっかりして、おそらく伊野波・青木になるであろうCBに対する攻め方を十分練ってもらいたいと思います。あっ、でもこっちの組み合わせの方がビルドアップは上手そうだw

posted by tottomi |16:34 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)