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2007年11月01日

誰が魂を継ぐのか

 今から張り詰めていては体が持たないので、10月の残りはひとまず札幌のことを考えるのはお休みにしておいて、さぁ新しい月の始まり…という時に、恐れていたものが現実となりました。

大塚真司選手の負傷について(オフィシャル)

 倒れ方から、軽い怪我ではないということは見て取れましたが、長いですね。
 ずっと出続けた、というわけではないですが、チームにとって欠かせない存在であることは間違いないと思います。彼がいるのといないのとでは、中盤の「奪い取る力」が違う。今年の戦術における生命線の一つ。これを欠いて最後の闘いに臨むことになりました。
 
 今年のチームの中でボクが一番好きなのが彼です。ひたむきなところが良い。時々危ないところでボールをかっさらわれることがありますが、それが弱い部分であることは彼自身が十分解っていたのでしょう。ある試合前のピッチ練習、パスゲームが終わってそれぞれのポジションに散らばってクロスやシュートの練習をする中、CBが頭ではね返したボールを受け反転して前を向く動作を延々繰り返していた彼の姿が印象的です。
 
 辛いリハビリが待ち受けていますが、是非乗り越えて欲しい。間違ってもこのまま辞めるとか言わないでくれ。
 チーム全体を見渡しても、満身創痍。誰が彼を継ぐのか。誰が魂を込めるのか。

posted by tottomi |20:26 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)