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2007年08月19日

納得と無念・勝ち点0

 今日に限っては湘南を褒めないわけにはいかないでしょう。お互い中二日という厳しいコンディションの中、両チームの選手ともに球際に厳しく、集中力高く戦った前半、後半に札幌優勢の時間帯が訪れても辛抱強く耐え、相手の足が止まりかけた時間帯に交代選手が決勝ゴール。チーム全体で奪った勝ち点3だったと思います。トータルで自分たちのサッカーを貫いたのは湘南の方。悔しいですが完敗です。
 
 札幌について書いておくと(ヲイ本末転倒だろうがw)、フィニッシュまで行くシーンがあまりにも少なかったですね。最近の札幌は、行ける時間帯にはボランチがチャレンジングなプレーを選択するとともにSBも押し上げるという攻撃的な戦術を取るようになっていますが、これはフィニッシュまで行かなければ逆襲を受ける危険性が高くなる。前半のシュート3本、トータルの10本はあまりにも少なすぎる。最後まで攻めきる、今後の課題です。
 失点の場面。決勝点はこれまでのゾーンの欠点と、ここしばらく出ていなかったブルーノの弱点が出てしまいました。縦パスが入る直前の映像を見ると、石原がブルーノと西嶋の超ど真ん中(打ち間違いじゃないよわざとだよ)に入っています。そしてパスが出た瞬間にブルーノが寄せに行っているのですが、振り向かせない守備ではなくて前で取りに行く守備をしているんですね。ブルーノはほかのプレーに比べてこの「前で狙う」プレーが上手くない。で、簡単に振り向かれてズドン。
 
 痛恨だったのは大塚の負傷交代と、芳賀・西嶋の次節出場停止。ダヴィはあと一試合残っていますから、今度はレギュラー三人を欠くことになります。大事なのは左SBに誰を持ってくるかだと思います。西谷を前に押し出して、なおかつ攻めでも絡むことのできる選手。さて…

posted by tottomi |20:44 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)