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2007年06月10日

綱渡り

 危ない。実に危ない試合でした。
 
 ポイントは両チームともコンパクトさを保てるか否かにあった気がします。前半、鳥栖は出足の良いプレスで札幌にボールキープする時間を与えず、苦し紛れに蹴られたボールを拾ってはDFライン・ボランチからFWに良いボールを入れて、そこを起点に分厚い攻めを展開。押し込まれる展開に札幌のDFラインは悪いときの「待って守る」状態に。真ん中の選手が何とか踏ん張ってエリア侵入はほとんど許していなかったものの、このまま走らされていれば後半に破綻を来すところでした。
 が、後半開始早々、ラッキーな先制点が。集中していなかった鳥栖に問題があると言えなくもありませんが、とにかく願ってもない時間帯に点が入って楽になりました。
 しかぁし!この後の押せ押せの時間帯に二点目が入らないってのはどういうことだ?鳥栖は攻めも守りも二人目、三人目の動きがぱったりと止まってしまい、プレッシャーのない状態で楽にボールを動かせていた65分までの時間に二点目を取っていればこんなに文句も言わないさ。終盤、前がかりになった鳥栖に(これまでにないくらい)サイドを破られ青息吐息。取れるときに取っておくことの大事さが身に染みただろう、なぁ石井。
 
 ちょっとよく分からなかったんですが、池内を入れた後は4-3-2-1になってるんでしょうか。藤田がポジションを上げたのは分かったんですが、なにぶん西澤が狙われていて手前サイドでのプレーばっかりだったのでどうもはっきりしたことは言えないのですが。
 
 とりあえず望外の結果を手にしたものの、もう少し効率よく、楽に試合を進めてもらわないとこっちも持たない(笑)。ただ、今日の審判相手に11人で試合を終えられたことは大いに評価して良いと思います。よく我慢した。
 


 
【今節の結果】[ ]内は出場記録・()内は通算得点

  • 注目ジョカトーレ・#9石井:バツカトーレ[▽82]
  • 今節のマルカトーレ:#25藤田(4)

posted by tottomi |22:21 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)