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2007年02月21日

U-22代表v.s.アメリカ戦

 うーん、かなり退屈でした。以下、雑感。
 
【開始15分で失われた勢い】
 立ち上がり、最終ラインと守備的中盤がマークを確認できないアメリカに対し、日本は3トップのコンビネーションで良い攻撃ができていました。しかし、8分の平山、13分の梶山と決めて欲しいチャンスをことごとくフイにするうちに試合は膠着。以降は流れの中ではチャンスらしいチャンスを作れず。
 アメリカはつなぎにミスが目立ち全くペースを掴めていなかったのに、こっちが自ら流れを手放しちゃった感じです。35分には最終ラインでのボール回しでミス。39分には右サイドから一人で切れ込まれてシュートされている。人は揃っているのにボールにいけていない。立ち上がりと役どころを全く逆にたところで前半終了。
 後半もFW三人で崩せるもののサポートが足りず厚みのない攻撃に終始。平山はもう少し、イヤもっと体を張ってボールをキープしなければ。中盤がフラットなので、底の位置から梶山・本田拓がサポートにいく時間を作る必要がありました。5~8分には自陣でのボール回しを狙われています。大きなピンチにはなりませんでしたが声が出ていないんじゃないでしょうか。
 後半のアメリカは別のチームみたいに元気になりました。交代で入った右サイドの選手を止めきれず、そこからチャンスを作られていました。日本の攻撃は2トップにしてからそこそこボールが回るようになりましたが、62分、FKからやはり平山、84分、見事な突破から水野がいずれも逸機で試合終了。
 
【「予選=シビアな試合」で求められるもの】
 上記のように、声が出ている様子でもなく、どことなく元気の無かった今日の日本。シーズン前ということでコンディションに問題があったのかも知れませんが、本番の予選でコンディションが良いという保証がどこにあるのでしょう?
 勝負所でしぶとく点を取る、苦しい時にしのぐ。予選突破に必要な要素が、今日は何一つ見られなかった。攻撃が上手くいかなかったことよりも、こちらの方が気懸かりです。来週だろうが本番は。大丈夫かヲイ。

posted by tottomi |23:59 | サッカー全般 | コメント(0) | トラックバック(0)