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2007年02月20日

【オマケ】これじゃあ勝てない-札幌編【異論歓迎】

 緊急メンテもようやく終了(報告メール見たけどあれ、WEBOSSは連日徹夜だな。乙です)。にもかかわらず一向に書き始めないブログになぜ345件もアクセスがあったんだ?とにかく今日から再開します。またすぐ中断したりするかも知れません。
 


 
 J2各チームについて悲観的に戦力分析を試みた「前向きネガティブキャンペーン」。肝心なチームを忘れていました。番外編的にコンサドーレ札幌です。当然キャンペーンの趣旨に添うように批判的に。
 


 
 昨日、神戸とのTMが行われました。結果およびレポートはこちら。
 守備の組織作りはまずます上手くいっているようです。が、ついに出てきた「あの言葉」。
 

西嶋 弘之選手(札幌):
「1本目はゲームを支配しながらもなかなか決定的なチャンスを作れなかったが、ボールを持つなかで、どこで攻撃をスピードアップさせるかという部分が課題だと思う」(ソース(J's GOAL)

 
 「攻撃のスピードアップ」。それ、去年から何回聞かされたか分かんない。
 
 そもそも、去年のチームがイマイチ乗り切れなかった理由の一つに「ポゼッションはできるんだけれど得点できない」というものがありました。確かにシーズンを通して得点は多かったけれど「早めに点を取っておけばよいものを逸機続きでペースを失い、そのうちに(ry」という試合が多かった。
 今年は三浦が守備からチーム作りをはじめていることもあって、ここまでキャンプ中にこの問題が顕在化することはありませんでした、報道の中では。が、この神戸とのTMでは、相手の事情などから図らずもこの問題点が浮き彫りにされた格好となりました。上記ソースから平瀬選手(神戸)の言葉。
 

「今日は相手がポゼッションをしてくるチームだったので、ある程度引いた位置から守備をする戦い方をした。前から積極的に取りに行けば、こっちがボールを持つ時間帯を増やすことはもちろんできたと思うが、色々なスタイルの相手にフィットするためにもそういう戦い方だった。前方の選手で相手のパスコースを限定して守備をするということが課題だったので、その意味で今日はそうした守備ができていたので収穫はあった」

 
 神戸は昨年の対戦で札幌がどういうチームか知っているわけです、「ポゼッションをしてくるチーム」だと。で、その札幌に対して「そうした(引いた位置からの)守備ができていたので収穫はあった」。その結果が0-0(レギュラー組)。平瀬の言葉と結果をネガに受け止めると「去年の札幌と変わんねえ」ってことです。「引いてしっかり守れば負けないよ」と。
 「昇格した神戸を押し込んだんだからいいじゃん」ってのはカンベンですよ。D-スポーツやFの炎じゃないんだから。昨日のメンバーはU-21にベテラン若干名。サテです。今年のJ2にあれより弱いチームが幾つもあるとは思えない。その相手にポゼッションできたけれど得点できなかった。大丈夫かヲイ。
 


 
 これまで「練習試合の結果はどうでもイイ」と言ってきましたが、今回ばかりは言わずにはいられない、結果だけを見ると勝っちゃってるからこそ余計に。新加入のダヴィがまだまだフィットしていない状況とは言え、そろそろ攻撃面でも安心できる材料が欲しいところです。

posted by tottomi |20:58 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)