スポンサーリンク

2006年10月15日

忘れてはならない「宿題」

 実は昨日は厚別に行けなかったんです。金曜日にエントリーを書き上げて、メールの整理をしていたら、メールボックスの奥底に埋没していた、予定を知らせるメールを発見。完全に失念していたその予定は15時からということで参戦できませんでした。


 何とも悔しい。自分が行けなかったこともさることながら、またしても今年の悪いパターンを露呈してしまったことが悔しい。

 これまでも、チャンスはたくさん作っているのに得点を奪えず徐々に流れが悪くなり、致命的なミスを犯して失点する、という負け方が多かった。しかし昨日に関しては攻めが上手く行かなかったことは責められないのではないでしょうか。風が非常に強かったようなのであれ以上つなぐことは厳しかったでしょう。そんな状況の中、鈴木あたりはしっかりつなごうという意識が高く、良いプレーをしていたと思います。しかし山形の守備も堅く、特に前半は比較的低めに守備ブロックを作って、また奪ってからの速い攻めも効果的でした。

 そうなると、辛抱強くしのいでセットプレーやアクシデントによるチャンスをものにする、という展開に持ち込みたいところで、実際そこまでは上手く行っていた。そこは評価しても良いんじゃないでしょうか。あとはリードしてからの試合運び、だったわけですが…。
 80分あたりから山形が前へ出てきた時間帯に、追加点を狙いに行くのか、それともマイボールの時間を長くして時計を進めるのか、方針がはっきりしませんでした。象徴的だったのが、左CKをショートコーナーにしたものの西谷がパスミスをして奪われた場面。西谷の凡ミスであることは否定しようがありませんが、素早く始めてチャンスにしたいフッキとゆっくりやりたい西谷と、二人の考えがずれていたんじゃないでしょうか。

 ゲーム運びには、多分「嗅覚」みたいなものが必要で、それは一つとして全く同じ展開というものが存在しないサッカーという競技にあっては教えてどうなるという部分ではないんだと思います。前にも書いたんですが、「痛い目にあって体で覚えるしかない」し、「出来るまで繰り返すしかない」ものです。我々も選手と同じように辛抱して、終盤僅差でリードしているという試合展開にうろたえることなく声を出したり見つめたりするしかない。

 良い試合を続けていた時期に、忘れかけていた今シーズンの宿題を突きつけられました。正直私もかなり浮かれていたことは否定できません。選手はこの宿題から逃げずに立ち向かっていって欲しいと思います。私も21日の観客動員増に向けて追い込みです。一人一人が、できることを。

posted by tottomi |11:59 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)