2006年09月04日
代表v.s.サウジアラビア戦
若さ丸出し。以下、雑感。 【全体の出来】 前半はサウジの中盤がルーズなのにもかかわらずパスミスが多く、全くペースを掴めず。30分頃からボールが回るようになってきたが、田中達也・遠藤と惜しいシュートが入らず。どちらか入っていれば違う展開になったかも知れません。 後半、それまでも下がり気味にプレーしていた阿部がはっきりと3バックの左に。これで高い位置になった両サイドから崩しにかかるもクロス一辺倒でいまいち工夫が足りなかったという印象です。オシムも言っていますがリードされてから闘莉王を上げているにもかかわらずのまったりとしたボール回しで試合終了。 ジーコジャパンの唯一の武器である「帳尻合わせ」能力はこのチームには現段階では期待できないということがよく分かりました。ただ、若い選手で一からチームを作り直している段階なので、そういった試合運びはもっと先になってからでいいのではないでしょうか。 【選手個人の評価】
- アレックス。さすがW杯戦士だけあって、サイドでの仕掛けは完璧に研究されていました。「左足で触ってちょっと内側にボールを動かしたら中への突破」、日本中が知っているそのパターン以外の抜き方を頑張って開発してください。
- 阿部。1対1の守備が少々軽い。持ち味の右足でのフィードも無し。
あとはあんまり印象はないな。 次のイエメン戦は、高地ということもありより厳しい戦いになると思います。引き分け上等。サウジとはもう一試合ある一方でイエメンとは直接対決は無くなるのだから、しっかり相手の勝ち点を削って予選通過を確実なものにして欲しいと思います。
posted by tottomi |22:58 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(0)