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2006年05月10日

Is Paris Burning?-UEFA CL Finalプレビュー

 今週末から来週にかけて、私たちの身の回りはサッカーの話題に事欠きません。

13日:代表v.s.スコットランド戦
14日:神戸戦
15日:W杯・日本代表メンバー発表
17日:鳥栖戦

そして締めくくりは18日未明、UEFAチャンピオンリーグFinal、バルセロナ-アーセナルです。今年の決勝戦の舞台はパリ。こちらの方のようにパリに飛んでいってしまう方はそう多くはないでしょうが、幸い地上波で中継されます。札幌見て代表見ると「上手いなぁ」と感心したり札幌に重ねてみたりしてしまいますが、この試合はそういうことはせずに純粋に楽しみましょう。重ねたりすると立ち直れません、あまりのレベルの違いに(笑

 準決勝の2ndレグをちらっと見たのですが、国内リーグとの兼ね合いで過密日程、「絶対決勝に進みたい」という気持ちもあってか、ちょっと重苦しい時間もありました。しかしスペイン・イングランドともリーグ戦は終了。この試合に向けてバッチリコンディションを整えてくるはずです。好勝負が期待できそうです。
 前評判ではバルサ優位と言われていますが、一発勝負なのでどちらに転ぶか分かりません。昨年リバプールが3点差を追いついたり、何が起こるのか分からないのが決勝戦です。私見ですが、バルサの強さを支えているのはキープ力もさることながら、実は相手陣内での厳しいプレスだと思っています。これが掛かるか、それともアーセナルのピレス・セスクあたりが上手くボールを散らしてアンリに配球できるかが序盤の焦点かと。あとは…分かりません(笑


 全くサッカーの内容と関係ないのですが、何だか「ビッグイヤーへのストーリー」はアーセナルの方が上手くできているような気がします。リーグ戦での躓き、ハイバリーでの最後の試合で4位滑り込み(来年のCL出場権獲得)、ベルカンプの引退と、「歓喜の初制覇」を迎える準備は出来ている気がします。Goonerは怒るかも知れませんが私は判官贔屓ですので、良くも分からず「シャア専用アシスホナウジーニョスゲェ!」とかしか言わない日本人の度肝を抜いて、ついでにトヨタとFIFAに頭を抱えさせて欲しい(注)ものです。


 チームとしての完成度においてナショナルチームよりレベルの高い欧州トップクラブの、その最高峰を決める試合を見逃す手はありません。今から生活リズムを朝型に!W杯を控えている選手はケガだけ気をつけて最高のプレーを見せて欲しい。

(注)「ついでにトヨタとFIFAに頭を抱えさせて欲しい」

 優勝チームには12月に日本で開催されるクラブW杯出場権が与えられます。G大阪・東京VともにACLで敗退しているため、彼らは「バルサに来てもらわないと客が入らない」と思っているのでその皮算用を裏切って欲しい、という意味。っていうかミーハー人気に頼らずに客が入る方法を考えてくれ。参加国のレベルとか、開催時期とか、チケット代とか。

posted by tottomi |22:33 | サッカー全般 | コメント(3) | トラックバック(1)