2005年12月02日
それぞれの最終戦
いつもの用事を済ませるついでに、札幌ドームの近くまで行って来ました。青いイルミネーションが灯っていました。
さて、と…
2005年の最終戦は、2006年の始まりでもある。
チームにとっての最終戦。何度も繰り返すが、ムダにしていい試合は一つもない。このことを今年一年通して実感したはずだ。去年はその実感すら味わうことができなかったのだから。まだTOP5はつかんでいない。実りある一年であったことを幸せに思い、最後の試合でも何かをつかもう。
どこかで見ているであろうユースの選手にとってのトップチームの最終戦。彼らは今年、大きな自信をつかんだと思う。あの決勝、素晴らしかった。彼らにはそれぞれの進む道で夢を追って欲しい。トップチームに昇格しない選手も、札幌のことは忘れないで欲しい。
クラブにとっての最終戦。明日、クラブはあやかちゃん・パキスタンに手を差し伸べてくれるという。知名度とか打算ではなく、これからもこうした社会貢献に積極的なクラブであって欲しい。
現時点では最終戦に何人入るか、観客動員数が目標に達しているかは分からない…。ブログは今のところ盛況だ。世間を、スポンサーを落胆させる出来事もあった…。新しいスポンサーをいくつも見つけてきた。全てを糧にして、魅力あるクラブ作りに、これからも邁進して欲しい。
サポーターにとっての最終戦。千載一遇のチャンスを逃して昇格できなかったと悔やむ人もいるだろう。一方で、「所詮昇格には力が足りなかった」と冷静に分析してみる人もいると思う。実際、オレの中にも11.23以来、両者が棲み着いている。いや、それ以前から棲み着いていたから11.23は起こったのかも知れない。
どれが正しいかなんてわからない。わかっていることは、わからないということだけ。でも、その答えを求めようとしないものには、きっと、永遠にわからない。
2005年の最終戦は、2006年の始まりでもある。
去りゆく選手にとっての最終戦。この世界に飛び込んできた時から、彼らはこういうことを覚悟でやっているはず。傍観者の言葉など気休めにしかならない。でも、言わせてくれ。自分の為、それだけを考えて欲しい。今年満足にプレーできなかった悔しさ、授かった新しい命…。
どこで、誰が見ているか分からない。明日、闘う機会が与えられたなら、とにかく自分の未来に繋がる試合にして欲しい。少なくともオレ達は見ている。You "are" SAPPORO. We "are" SAPPARO.
posted by tottomi |22:13 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)