コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年07月04日

サテ戦での隠れたフェアプレー

土曜日のディオディオモンチッチ戦(あっ、山形サポに怒られそう)が近づいてきましたね。徐々にボルテージを上げて厚別ではおもいっきり弾けましょ!・・・でもその前に、先日の鹿島とのサテ戦を見て、思わず「これもフェアプレーなんだ!」と感心したことがあったので話してみます。私は前半バックスタンドのややアウェー寄りにいて、後半はホーム側で観戦していました。その前半40分くらいの出来事。すでにコンサは3点リードしていたけど、選手はそれでも4点目を目指して果敢に攻めてきました。で、突進してきたコンサの選手を止めようと、鹿島のDFが体を張ってボールを奪おうとしたのね。でも止めきれずに思わずユニを引っ張って振り回す感じでボールはタッチの外へ。ここでお互いに興奮しそうになったところを主審が割って入ってなだめたの。ここまではよくある光景なんだけど、コンサのスローインのはずが、主審は鹿島ボールにしたのね。え!なんで!って思ってたら、川崎も同じように主審に意義を唱えてた。その後なの。意義を唱えられた主審の顔色がみるみる変わってきてね、今にも健太郎にカードが出されそうな雰囲気。そしたらなんと鹿島のキャプテンマークを付けた選手が止めに入ってきたの。主審にカードを出されないように、「健太郎!やめろ健太郎!健!ケン!!」って、まるで味方が制止しているような感じでした。その後は健太郎も落ち着いて何事もなかったけど。普通は相手にカードが出されたら嬉しいはずなのに、それを逆に出されないように止めに入るのは初めて見ました。たぶん鹿島のキャプテンも、主審のジャッジは誤審だと思っていたのでしょう。でも、これ以上意義を唱えても判定は覆らないゾ、不利になるだけだゾ!って健太郎に教えていたような。ほんの一瞬の出来事だったけど、ものすごく胸が熱くなってきました。試合ではフェアプレーフラッグが毎回掲げられます。プレーに対してもそうだけど、こんな場面のように相手を思いやる気持ちもまたフェアプレーなんじゃないでしょうか。キャプテンの名前はわかりませんでしたが、彼の隠れたフェアプレーに拍手を送りたいです。

posted by いのっち |21:08 | コメント(10) | トラックバック(0)