コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年11月30日

衝撃の山岸GOALとコンサドーレ

昇格プレーオフ第1戦
山形 2-1 ジュビロ(ヤマスタ)

アディショナルタイム、CKのチャンスにゴール前まで上がったセットプレー。奇跡的なヘディングゴール。スカパー解説の佐藤悠介に「言葉がありません」と言わせた、もう鳥肌モノのビッグプレーでした。

シーズン途中、浦和レッズから移籍して山形の守護神となったゲームキャプテン山岸。浦和では、ほとんどの時期を第2GKとして過ごしたにもかかわらず、36歳の現在まで現役を続けてきた底力をみせられました。こんなゴールは二度とないんじゃないかと思います。

サッカーの試合、よく言われますが「メンタルの勝負」という要素が非常に大きいものです。山岸範宏、これまで西部、都築とポジションを争い、ユース上がりの加藤とも争って、今シーズンは西川に正GKを奪われ、入団からずっと苦労してきたプレーヤーです。気迫はすごいが、足元のボールさばきに難があるという評価で、どうしても試合出場から遠のいてきました。それでもくさることなく一つのクラブで何人ものライバルと争ってきた経験はJリーガーでも特異な存在なんだと思われます。

ホームで破れたジュビロ。メンタルで負けていました。
過去の栄光がじゃまをして、どろくささという言葉とは縁のないクラブです。ジュビロ伝統のきれいなサッカーをしようという意識が強すぎて、ハードワークの相手をなかなか崩すことができずに最後まできてしまいました。

そういう意味ではコンサドーレはジュビロに似ていると思います。
練習環境が最高でサポーターにチヤホヤされるコンサドーレの選手たち。道内ではサッカーエリートとして、それほどの苦労もなくJリーガーになって試合に出られてしまう。メンタルの弱いコンサドーレは札幌ドームに大観衆が集まっても、いつもいい結果が出せていません。

昇格をなしとげたシーズンは芳賀や河合など、クラブ生え抜きではないリーダーシップのある選手がキャプテンをやっている年。そういう意味では今年の試合出場メンバーを見た限り、順当な結果と言えるでしょう。
北海道民気質というものもあると思いますが、道産子選手比率が上がることはいい面と悪い面が両方ありますね。

来年こそ、コンサドーレの選手にガッツを見たい。



posted by suga-go |23:53 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:衝撃の山岸GOALとコンサドーレ

>コンサドーレはジュビロに似ている
>道産子選手比率が上がることはいい面と悪い面が両方ありますね。
 
ジュビロとの共通点を見いだすとするなら“純血主義”でしょうか。
コンサの場合は地理的なハンデもあるので「そうしなければならない」という事情があるにせよ、
内向きになりすぎると血の入れ替えができずに機能不全を起こす。ジュビロにはそんな印象を持ちました。
 
>来年こそ、コンサドーレの選手にガッツを見たい。
 
生え抜きの選手は基本的に“温室育ち”なのでレンタル帰りの選手に期待したいですね。

posted by フラッ太| 2014-12-01 02:03

Re:衝撃の山岸GOALとコンサドーレ

フラッ太さん、コメントありがとうございます。
純血主義という共通点ですか。内向きになってしまうのか、それともチームワークが発揮できるチームになるのか、ここはフロントのやり方次第というところもあるでしょうね。

温室育ちから抜け出す選手は西大伍のように札幌から巣立っていくことになりますね。

posted by すが| 2014-12-01 23:25

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