2011年09月04日
データに見るコンサ5位浮上の不思議
得点 シュート数 決定率 FC東京 32 320 10.0% 栃木 31 275 11.3% 徳島 33 291 11.3% 千葉 33 328 10.1% 札幌 26 200 13.0% ヴェルディ 43 255 16.9% 20クラブ計 528 5001 10.6% 失点 シュート数 被決定率 FC東京 14 174 8.0% 栃木 19 241 7.9% 徳島 22 254 8.7% 千葉 24 216 11.1% 札幌 18 288 6.3% ヴェルディ 27 220 12.3% 20クラブ計 528 5001 10.6% (札幌・徳島以外は前節までのデータ 2011.9.3現在) 上位チームの得点をシュート数で割って決定率をはじきました。面白いデータになってます。 J2ではだいたいシュート10本打って1ゴールという計算になります。ちなみにJ1は全得点612点、全シュート5030本で、決定率12.1%とやはりシュートの精度が高いということなのでしょう。 決定率、被決定率とも上位5クラブで比較するとどちらも一番。 シュート数200本は全クラブ中ワースト1ながら26得点。決定率はヴェルディの16.9%に次いで2位です。チャンスは少ないものの、確実に決めているということになります。 よく守っているという印象が強いですが、シュートもずいぶん打たれてます。ワースト1草津の316本に次ぐ288本はワースト2位。これだけ打たれて失点はたったの18失点。被決定率6.3%はだんとつのNo1です。 シュートを打たれている原因は、中盤でしっかりポゼッションできていないからだと考えられます。ボランチでのボール奪取も甘いところも原因です。昨日の水戸戦も倍以上のシュートを打たれていますし、攻め込まれると攻め込まれっぱなしという状況になりやすい。 被シュートが多いのは大部分DFの責任ではないでしょう。 ホスンのナイスセーブと、河合・山下のCBがきっちりシュートコースをきっているから失点が少ないのだと思われます。 最終的にどうなるのか見物です。リーグ最小シュート数で昇格なんてした場合、前代未聞の出来事になりますね。
posted by suga-go |22:12 | コンサドーレ | コメント(6) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:データに見るコンサ5位浮上の不思議
決定率がいいとか、被決定率が低いというのは、
強いときのコンサドーレの特徴という気もします。
昔からのサポータはこういうチームが好きだったりするような...
結果や内容も重要ですが、頑張っている姿勢を感じるチームを応援するのが好きなんじゃないかと思ったりします。
最近の強さはその辺りの気持ちの持って行き方なんじゃないかと。
個人的には去年中山選手が入団してこの辺りに期待していました。
posted by おっさん| 2011-09-04 23:40
Re:データに見るコンサ5位浮上の不思議
相手が苦し紛れに、可能性の少ないシュートを打つしかない状況に追い込んでいる、とも取れるような気がします。枠内シュートが多い、というなら別ですが。
今年のチームは、すごく精神的に大人な選手の集団、という気がしています。年齢というわけでなく。その中で、比較的若い生え抜きの選手たちが活躍している、理想に近い形のような。
posted by すがり| 2011-09-04 23:55
Re:データに見るコンサ5位浮上の不思議
コンサとヴェルディの決定率が抜き出てますね
スーパーFWがいるわけでもないのに驚きです
シュートを打たれてるのはおっしゃるとおり中盤の守備が弱いからだと思います。
GK&CBで何とか止めてる印象です
posted by つくる| 2011-09-05 09:03
Re:データに見るコンサ5位浮上の不思議
>つくるさん
コメントありがとうございます。
つくるさんも同じような感想のようですね。中盤が弱い分、河合と山下の守備はすばらしいと思います。
「おっさん」のコメントにあるように、昔からのコンササポは、攻撃されまくりでなんとか勝つサッカーが好きなんでしょうか?そういうサッカーに慣れちゃってるかもしれませんね。ただ、新しいファンを拡大するには、ポゼッションとパスワークで楽しめるサッカーができるといいんですけど。
posted by すが| 2011-09-05 23:14
Re:データに見るコンサ5位浮上の不思議
シュート打たれているのはボールポゼッションできてないからですね。
サッカーではチームがボールを持っていない状態=攻撃を受けている状態が成立するから、相手がボールを長く持つ試合が多ければ、必然シュートを打たれる可能性が高くなる。
その上で失点が少ないのは試合見る限りJ2のレベルの低さが原因に思う。ポゼッションの場合確かな技術がなければゴールに結びつけるのは難しい。J2にはその技術に乏しいチームが多く、ポゼッションをチームの優位性に結び付けられない。
J2ではポゼッションが優位に結びつくとは限らない。でもそれはゴールに対する優位性に結びつくかが不透明というだけで、コンサのように試合をコントロールするポゼッションまで放棄してるのは、あまりいいことではないように思いますね。やりたくてもできないだけに見えますし。
posted by 白黒| 2011-09-06 02:49
Re:データに見るコンサ5位浮上の不思議
>白黒さん
コメントありがとうございます。
J2ではポゼッションがゴールへの優位性に結びつくわけではないという意見は当たっていますね。
ただし、J2の中でポゼッション優位をとれないようでは、J1相手には戦えないことも言えます。
posted by すが| 2011-09-06 23:32