2010年10月24日
しぶとい熊本、柏にスコアレスドロー
富山へ行く気力もお金もなく、地元の大宮は水増し問題で困った話になっていて、いまいちな週末ですが、今日選択したのは「柏VS熊本」。 前節まで得失点差がマイナス6にもかかわらず6位につけているロアッソ熊本。しぶとい戦いを続けています。得失点差マイナス7で、熊本より失点数が少ない札幌が13位に沈んでいるのに比べて、勝負強い印象です。札幌は昨年から一度も熊本に勝てていません。首位の柏にどのような戦いを挑むのか興味がありました。 高木監督は左から福王、堤、チョの3バックで、3-5-2の布陣で来ました。 福王、いいCBですね。こんなにいい選手だったと知りませんでした。今日のスタメンの中で唯一地域リーグ時代から在籍している選手です。 3バックの距離を狭くとって、連携を高めてゴール前に入らせない。マンマークは福王が中心となってしっかりマークを受け渡す。柏がゴール前、高さで勝負するチームではないこともあって、失点ゼロに抑えました。シュート21本打たれながら、南の好セーブで防ぎました。昨年まで12シーズン在籍した柏を相手にした南はモティベーションが最高に高かったですね。 高木監督、最後の交代はFWに変えDFを投入して、勝ち点1にこだわってきました。最終的に一つでも順位を上げたいという姿勢はりっぱです。札幌の監督さんにはない発想です。失点してはいけないところでは、絶対に失点しないという意思統一が完全に図られていました。すばらしい。 柏の方は、圧倒的なパスワークで格の違いを試合開始から見せつけました。これだけパスが回せて、ゴールチャンスをたくさん見られて、柏サポーターとしては、0-0の試合でも楽しかったのではないでしょうか。見ていて、素直に面白かった。 後半の熊本の攻撃、カレンロバートはさすがにシュートがうまい。 試合終了後は熊本の南が柏サポーターのほうへ挨拶に来て、柏サポーターもあたたかい拍手をしていて、いい光景でした。
posted by suga-go |00:48 | J2リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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