コンサ時々日常

仙台のシュミット・ダニエルがベルギーのシントトロイデン
に移籍決定。
7月13日の鹿島戦で最後らしいが、そういう契約が決まった
直後の試合になってしまっただろう昨日の試合。
正式発表は試合翌日というのがあるだろうから、シュミット
にしてみたら、変なパフォーマンスをより一層見せられない
訳で、日本代表の彼が更に集中力を増して臨んだ昨日の試合。

あーあ、あんなに凄いセーブを連発するキーパーじゃなかっ 
たし、波もあったのに集中されちゃった。残念！

今朝のブログにちょっと繋がるが、ミシャの指摘通りに
まだまだいろいろな面で未熟な我がチーム。

CKの福森のことを指摘したが、まだ他にも要改善だ。
例えば、ソンユンからのGK。
昨日はミシャの教えを守るあまりかどうかは分からない
が、昨年からよーく見られた敵が狙って突っ掛けてきて
いるのに、どうして敵にカットされる可能性大の選択肢
を選ぶのか？
そういう時は単純に普通にロングを蹴って何がいけない
のか？ワンパターンに身近なDF又はMFにパスをし続け
るから、コンサは馬鹿の一つ覚えにハマってるチームだ
から、突っ掛けたら必ずチャンスあり、とか渡邊さんが
言ってるはずだ。(たぶん)

CKもルーカスのような素直なボールやショートコーナー
など変化をつけてこそ、福森の超絶ピンポイントは活き
るはずだ。

つまり、ウチが敵に対策されている主要素はワンパターン
だということがかなり大きいに違いない。
もちろん、サッカーの試合は複雑だ。それだけで攻略が為
される訳もなく、いろいろあるに決まっているが、一番悪
目立ちしているのが、ワンパターンだと思う。

ちょっと考えれば分かることが何故繰り返されて、改善さ
れる兆しがないのかが、よく分からない。
ただ、コンサというチームはそれが出来るようになるだけ
でも、かなり劇的に進化するチームだと思っている。
そう思っているからこそ、口惜しくて堪らない。

ウチはまだまだ弱い。
先日、ミシャがPKキッカーの際の話をしていた
時に出た言葉「ウチはまだまだそんなことが出来
る強いチームではない」

正にその通り。ウチはまだ強くない。
なんとなく昨日の試合はウチの悪い癖で、まるで
清水戦後のような気持ちをまた少し持ってしまっ
たかのようなチームに見えた。
つまり、何ら根拠のない間違った自信を持って試
合に臨んだような感じ。(久々に前線3枚が揃った
強力バージョンだと勘違い)

ウチはちょっと変なチームで、弱いと思ったら強
く、強いと思ったら弱い、でもこれって結局は弱
いチームにしか当てはまらない現象。強いチーム
は取りこぼさず強いのだから。

また清水戦後みたいな繰り返し。
気持ちの弱点を突かれた敗戦。
ただ、以前と違うのは次からは勝つ、ということ
だ。

福森、昨日は調子がそんなに悪かった訳じゃない。
絶好調じゃないかもだけど、悪くはなかったはず。

福森が一流のキッカーだということはＪリーグを
観ている人なら皆分かってるくらい凄いボールを
蹴ってくる。ただ、凄いボールで配球しがちでは
ないか？こだわり過ぎていないか？

直近でルーカスが蹴り、立て続けに2得点された
ことは記憶に新しい。ルーカスのボールも良かっ
た。彼のは素直なのだ。ボールの質が。
だから、合わせやすい、競りやすい、良いポイン
トでつかめやすい、などあるのじゃないだろうか？

福森、本当に素晴らしいキッカーは一流のボール
を蹴る選手じゃなくて、セットプレーで得点率の
高いキッカーなのじゃないかと思うがどうだろう
か？いくら素晴らしいボールを蹴っても得点率が
低いままなら、自己満足だけで終わってしまう。

何も単純なボールだけを蹴ってくれとは言わない。
そういうのも織り混ぜるなら、敵もかなり合わせ
にくいはずだ。