2023年03月17日
福岡の置き土産
先日の横浜M戦で勝利した後、選手とともに「ススキノへ行こう」を大合唱することができましたが、その後、このチャントを実はアビスパ福岡サポーターが初めて歌ったらしいことを知りました。というのも、Jリーグの公式ツイッターが大合唱する選手とゴール裏の映像を紹介したのに対し、福岡サポーターと思われる方が「1998年に室蘭で我々が作って歌った歌が…」とツイートしたのです。その方のやり取りによると、あの98年12月5日、室蘭で行われたJ1第3参入クラブ決定戦でわがコンサドーレは福岡に0-3で敗れ、J2降格が決定しました。福岡サポはアウェイでの勝利後に「博多へ帰ろう」を歌っていたのですが、この際に「博多に帰る前にすすきのへ行かねば!ということで歌詞を変えて歌ったのが最初です」とのこと。私もこの試合はゴール裏近くのB自由席で観戦したのですが、涙にくれながらコンサドーレコールを繰り返す札幌サポーターの姿しか見ていませんでした。確かに福岡の「博多へ帰ろう」をYouTubeで探してみたら、原曲が同じリパブリック賛歌でしたね。
思えば、いつから勝利後に「ススキノへ行こう」を歌い始めたのか、私は記憶が定かではありません。もしかすると、現在のコールリーダー、安中太志さんが就任してからかもしれません。昔は「大脱走」などが定番で、アウェイでは「好きですサッポロ」を歌っていましたが、アウェイも安中さんがリードするようになってからは「ススキノへ行こう」に統一されましたね。個人的には、たまには「好きですサッポロ」も歌ってみたいですが。「ススキノへ行こう」の良いのは誰もが知っているメロディーで、選手も肩を組んで一緒に跳んでくれるところでしょう。ただ、2018年の厚別で浦和に歌われたのは屈辱でした。2度とそんなことはないよう、ホームは必勝でお願いします。