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2022年08月02日

追悼・フェルナンデス元監督

コンサドーレをJリーグに導いた元監督のウーゴ・フェルナンデスさんが亡くなられました。77歳でした。

コンサドーレが1996年に誕生してから2人目の監督に翌97年就任。「厚別不敗神話」を築き、当時のJFLで優勝し、Jリーグ昇格を果たしました。私はまだサポーターではなかったのですが、室蘭で行われた98年のホーム開幕戦(G大阪戦)を初めて生観戦したので、遠目に監督の姿を見ました。しかし、シーズン途中の10月に解任されたため、次に試合を見に行った室蘭での12月のJ1参入決定戦ではすでに監督が交代しており、入場前には一部のサポーター有志がフェルナンデス監督を解任したフロントを批判するビラをまいていたことを覚えています。

スポーツ紙のネットニュースのでは「成績不振のため解任された」とありますが、実は何年か後に元クラブ役員の方に直接話す機会があり、事情を聞いたところ、成績不振とは別な理由で解任したと話していました。ただ、一方の側からの説明なので、ここでは書きませんが、フロントにはフロントの事情があったようです。

フェルナンデス元監督の口癖は「チームはファミリー」だったと記憶しています。チームには選手だけでなく、サポーターなど関わるすべての人でした。確かスポーツ紙の記者が担当になった時もファミリーとして迎えられたエピソードを書いていたと思います。昨年末に亡くなった元選手ウーゴ・マラドーナさんと奇しくも同じ「ウーゴ」さんでした。功労者の1人がまた逝去されました。心からご冥福をお祈りします。

posted by papa12 |19:45 | 思い出 | コメント(0) |

2022年08月02日

相馬選手のプレー

7月30日の名古屋戦で、気になるプレーがありました。後半開始早々、右サイドのルーカスが名古屋の相馬にひじ打ちをくらったプレーです。私はバックスタンドのカテゴリー3中央前の方の席なので、ルーカスがやられたのがよく見えました。ルーカスは顔を押さえてうずくまりました。ところが、主審からは見えなかったようで、ファウルの笛は鳴らず、ボールがそのままタッチラインを割ったので、名古屋ボールのスローインとなりました。ルーカスをはじめ、コンサドーレの選手が抗議するも、判定は変わらず、相馬のスローインで再開されました。

自宅に帰ってそのプレーをDAZNで見返してみましたが、何度見ても、相馬は競り合う前にルーカスの存在をしっかりと見てから後ろ向きにひじを出しながらジャンプし、ルーカスとぶつかっています。私個人の主観では、ひじ打ちは故意ないし未必の故意と感じられます。ファウルはもちろん、イエローカード相当だったのではないでしょうか。主審の位置からは見えなかったのかもしれませんが、副審が近くで見ていたはずで、なぜ見逃したのか。VARの対象はレッドカード相当の事案なので、対象にならなかったのかもしれませんが。しかも、これも私個人の主観ですが、痛がって倒れているルーカスに相馬は「早く立てよ」と言わんばかりに手で2度叩いていました。仮に故意でなかったにしても、ルーカスに謝るべきだったのではないでしょうか。

相馬といえば、大学在学中から特別指定選手として活躍。敵チームながらすごい選手だと思ってきました。日本代表では先日のE-1選手権では大会MVPにも選ばれています。そんな素晴らしい選手に、私が感じたようなプレーやふるまいはしてほしくありません。どうも、試合後もモヤモヤしたままです。

なお、この日のコンサドーレは名古屋に完全に主導権を握られたこともあり、ファウルが多く、決してほめられた試合内容ではありません。出足も遅く、アフターチャージが多く、ファウルが多かったことは反省すべきだと思いました。私がリスペクトする選手に、この試合は欠場した名古屋の吉田豊がいます。彼はファウルが少なく、それでいて相手ボールを奪い取る技術があります。ファウルが多いチームは結局、結果として勝利からも遠ざかると個人的には感じています。ぜひフェアプレーを実践してほしいと願っています。

posted by papa12 |17:56 | 思い出 | コメント(0) |