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2011年12月10日

3万9,243分の1

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J1昇格決定から早くも1週間がたちました。幸せな、浮かれっぱなしの日々でした。何度、祝杯を挙げたことでしょう。わが家ではとりあえず、正月ぐらいまで浮かれていようと思っています。1月15日の「キックオフ2012」から、厳しいJ1に挑むモードに切り替えていくことにします。

今季最終戦のFC東京戦はいろいろ書き尽くせないほどの思いがあります。ここでは、何といっても3万9243人という史上2番目の入場者に絞って書きます。この日はカミさんと余ったチケットを差し上げたご近所の父子との4人で観戦しました。朝、いつも通り午前7時過ぎに起きる予定が、やはり気持ちが高ぶっていたのか、5時前に目覚めてしまい、布団の中でしばらく寝ようとしましたが、結局、6時に起床。予定より早く苫小牧を出発し、清田区の自宅に寄った後、9時前に札幌ドームに着きました。先行入場列はそれほどでもなかったのですが、一般入場者がみるみるうちに膨れあがり、驚きました。入場して弁当を買って食べ、観客席を眺めていると、自由席に続き、SS席やS席も埋まっていきます。試合開始ごろまで続々と人が入り続き、空席がほとんどなくなり、「3万5千以上いったかな」と思いました。そしてコレオグラフィー。赤と黒の縦縞がアウェイ席以外、ぐるりと広がり、バックスタンドに浮かび上がる「12」。これは人が入らないとできませんね。感動的でした。

試合については省略しますが、J2優勝のFC東京に勝てたのは選手たちが頑張ったのが一番とはいえ、超満員のサポーター、観客の応援が選手たちの背中を押し、最後まで走らせたとも信じています。勝利の後、携帯がネットにつながらず、徳島の結果が分からないままいたところ、テレビ観戦していた下の娘から「昇格おめでとう!」とメールが届き、ようやく昇格を確信できました。結局、発表は監督インタビューまでなかったのですが、情報が入り次第すぐに大型ビジョンに表示してほしかったですね。私の周りでも「どうなった?」とささやき合っていましたので。それでも、歓喜の瞬間を目撃した3万9243人のうちの1人となることができ、最高にうれしく、目頭が熱くなりました。私は、史上最多の3万9319人入った2001年7月21日の横浜FM戦に参戦しておらず、生観戦した中では同年11月24日のC大阪戦の3万9156人を抜いて最多入場試合となりました。

それにしても、今年はドームでも2回も1万人割れ、7月6日の北九州戦では7811人とおそらくリーグ戦でのドーム最少記録を更新したことを考えれば、よくぞここまで超満員の観客が入ったと思います。コンサドーレがまだまだ観客動員で潜在能力があることを示せたと思います。ただ、後で聞くと、「入場まで時間がかかりすぎ」とか「席がなかった」とか、いろいろと問題もあり、不満の声が出ていたようです。これらのフォローをきちんとできたでしょうか。来季以降の集客に結びつけるためにも、観客の満足度を高めていかなくてはなりません。J1の舞台に立つ来季は毎試合、ドームは3万人、厚別は1万5千人以上を集客できるよう、HFCは今回の反省も生かしてほしいと願っています。


posted by papa12 |20:20 | 思い出 | コメント(3) |