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2008年02月02日

市村篤司

恵庭市出身の市村篤司は2003年にコンサドーレに入団したMFです。北海高校時代は主にボランチとして活躍しました。02年10月に厚別競技場で行われた全国高校選手権大会道予選は北海対室蘭大谷の顔合わせ。休日で晴天だったので急きょ自転車で厚別へ向かい、観戦しました。その時は市村という名前さえ知らなかったのですが、中盤で攻守の要として活躍していた選手が市村で、確かクロスバーをたたく惜しいシュートも放ちましたが、残念ながら室蘭大谷に敗れてしまいました。そういえば、この試合には北海の先輩である山瀬が観戦に来ていましたね。その1、2週間後にコンサドーレ入団が発表され、「ああ、あの選手か」と驚いたものです。

J2に落ちた03年、ジョアン・カルロス監督の下、第14節の水戸戦で途中交代でデビューしたのを皮切りに、5試合に出場(無得点)、主に攻撃的なMFで起用されました。一番記憶に残るのがアクションサッカーを掲げる柳下監督が就任した翌04年3月の開幕戦、札幌ドームでの甲府戦です。2-1とリードした後に途中出場。終盤にGK藤ヶ谷が家本主審により退場とされ、数的不利となったなかで、市村がゴール前へドリブルで仕掛けたところ、ボールを奪われ、それがつながれてロスタイム同点弾の起点となってしまったのです。試合後に本人は怒られたそうですが、果敢に攻め上がる姿をすがすがしく思いました。その後、この悔しさを4月の第6節、横浜FC戦で初得点を決めて、はらしています。記憶が定かではありませんが、確か開幕戦と同じようにサイドから中央へ切れ込んでミドルシュートをたたき込んだように覚えています。結局、この年は先発、交代合わせて34試合に出場、左右両サイドなどで活躍しましたが、シーズン後に戦力外となってしまい、驚きました。

翌05年は九州リーグのロッソ熊本(現ロアッソ熊本)、06年と昨年は昇格したJFLで戦いました。今季からJ2に昇格し、Jリーガーとして復活します。移籍後のプレーはまったく見ていないのですが、ぜひスカパーで勇姿を見てみようと思っています。

posted by papa12 |23:06 | 思い出の選手 | コメント(6) |