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2008年01月12日

岡田佑樹

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1月8日、MF岡田佑樹のJFLのFC栃木への移籍が発表されました。昨季限りで戦力外となっていました。いよいよ岡田がチームを去るのとかと思うと、ちょっぴり寂しくなりました。

岡田は2003年、J2に落ちたコンサドーレに入団しました。前年、静岡県の名門・藤枝東高を卒業したものの、大学受験に失敗。一応、中央防犯藤枝サッカークラブに所属しながら、大学目指して浪人中だったようで、03年から就任した城福敬強化部長が高校時代から着目していたそうです。ポジションは主に4バックなら右サイドバック、3バックなら右ウイングバック。持ち味はスピードを生かしたドリブルで、攻撃参加する姿はまさに突貫小僧。岡田が攻め上がると、ワクワクしました。ただし、細身の軽量級なので、屈強な相手DFにかかると、吹っ飛ばされたりもしましたね。デビューした03年の7月2日、札幌ドームでの大宮戦では初ゴールを決め、とにかくうれしくて仕方がないと、いつまでも喜んでいたのを思い出します。04年からは背番号2。得点はこの後、05年に2点挙げただけですが、ほかにドリブルでペナルティーエリアまで切れ込んでファウルを誘い、PKを得たことがありました。難点は守備面で、J2出場記録は03年に16試合、04年26試合、05年38試合とほぼ主力を務めましたが、06年から2シーズンはついに1試合も出場できませんでした。それでも昨年は天皇杯3回戦に右サイドバックで出場、見せ場はあまりありませんでしたが、久々に元気な姿を見ることができました。

私にとっては砂川とともに生涯初めてサインをもらった選手でした。ちょっとテレながら小旗に書いてくれたことをつい昨日のことのように覚えています。写真の06年のJカードにサインしてもらった時も、この年は出場できずに黙々と練習した後に声をかけると、あの笑顔でサインしてくれました。女性陣に人気が高い選手でしたが、いつもまじめにファンサービスをしていたのも人気の一因でしょう。

移籍先の栃木FCはあの柱谷幸一監督の下、積極的に元Jリーガーを補強して、J2昇格を本気で狙っています。まだ24歳と若いのですから、チームの昇格に貢献して、再びJ2のピッチに戻ってくることを祈っています。


posted by papa12 |20:43 | 思い出の選手 | コメント(4) |