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2007年06月01日

「ONE & ONLY」

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アンオフィシャルコンサドーレ札幌10周年記念誌「ONE & ONLY」は昨年6月に刊行されました。ゴール裏の応援をリードし続けるウルトラスサッポロ(US)が自費出版したA5判、235ページです。内容の中心は2005年11-12月のホームゲームでサポーターにアンケートした回答です。最も貢献した選手や一番応援した選手、ベストゲーム、自分自身変わったこと、理想のクラブ像などで、400人近いサポーターが熱い思いを語っています。私も確かネットでアンケートに答え、「真栄パパ」の名前で答えが載りました。USのホームページから予約して6月24日の厚別競技場の外で購入しました。その際は600円だったのですが、すぐに売り切れとなり、増刷した結果、経費がかかるため1000円に値上げしたようです。現在はホームページを見ても、扱っていないようです。

プロが作った本と違って、正直、文字が小さいし、慣れない横組みとあって、年配のおじさんが読むのは、ちょっとつらいものがあります。誤字脱字も少なくありません。でも、そんなことは気にならないほど、この本にはサポーターの喜怒哀楽や情熱が詰まっています。読めば読むほど、ウルウルしてくるものがあります。アンケート結果のほかに、USメンバーの声や現在はライターをしていらっしゃる斉藤宏則さんや笹田啓子さんの寄稿、さらには吉原宏太、大森健作、古川毅ら元選手たちからのメッセージも。とりわけ札幌では怪我に泣いた三原広樹の「札幌のサポーターは自分の中で世界一。怪我から復帰したときの感動は忘れられない」「引退したら、今度一緒にバモり!ます」という言葉にはホロリとさせられます。このようなサポーターの思いを本に残してくれたUSの皆さんに感謝しています。


posted by papa12 |22:01 | 思い出 | コメント(5) |