コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年01月07日

2006アクションサッカー展望(4)

「寝台特急トワイライト殺人事件」までにちゃっちゃとブログ書き終えます。

今回のお題は「チーム構想と編成」について。
強化計画によると、

チームコンセプト(「戦うチーム」、若手育成、アクション&ムービング・・・等のチームカラー)がチーム関係者全てに浸透し、目標達成に向けチームの方向性(3位以内、J1昇格)を再確認し、具体的な強化方法も併せて確認する。
ステップ5(J1定着)のチーム編成における日本人選手のポジション予想を行い、補強する外国籍・日本人選手の調査を行い獲得時期を検討する。

となっております。解説は要りませんね。フロント一同様、どうぞヨロシク!

選手編成は「選手総数28名以下」と規定されています。
ちなみにステップ4だと「30名以下」です。
第2クールまでの順位次第では2名追加補強もあり得ます。

外国籍選手についてですが、ステップ2ですでに
スタッフ編成の項で、「外国籍選手を獲得する場合には通訳の採用を検討する必要性がある」と書かれているので、昨年のデルリスの補強は、ステップ2の範囲内でOKだったということです。
ステップ3、4のスタッフ編成も「外国籍スタッフ及び選手の獲得に伴う変動がある」とあり、外国人2~3人の補強もあり得ます。

移籍動向でまとめてある通り、DFとMFに関しては頭数が揃った印象です。

2006アクションサッカー展望(5)では、ガクヤを戦力外にして本当に良かったのかどうか等、コンサのFW陣について考えたいと思います。

雪が降り杉だぞ~!
スリー、トゥー、ワン

ラッセル!ラッセル!(小川風)

posted by おど |20:37 | データファイル2005 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年01月05日

2006アクションサッカー展望(3)

ステップ3の「チーム力、活動方針」について確認してみましょう。

・活動目標
チーム力のベースアップ及び戦力の固定化の推進

・基本的な考え方
活動目標を軸に現状分析を行い、次のステップに向けての活動計画を再確認

※要は「次のステップ=J1昇格」に向けて現状分析(何が足りないのか、欠けているのか)を行い、活動計画(補強、戦術の浸透)を再確認するということでしょう。

・具体的な取り組み
「戦うチーム」をベースに選手の技術を磨き、チーム戦術の更なる徹底と質の向上を行い、ステップ2以上の成果を目指す。

※ステップ2以上(6位以上)とは、5位以上ではなく3位以内、J1昇格を指す。

ちなみにステップ4の具体的取り組みも書いておきましょう。

ステップ1から育成・強化したJ1リーグで通用する選手によるポジションの固定化とそれ以外に補強すべき具体的なポジション・選手の絞込み
また、ステップ3以上の成果を目指す

☆ ☆ ☆

さて「強化計画」をいったん離れ、コンサの目指すアクションサッカーとは何なのか再確認してみましょう。
もちろん上記計画を踏まえた上で検討するのだが、筆者はアクションサッカーがどんなものだか、正直わかっていません。
実際90分通してアクションサッカーらしかった試合はほとんどありませんでした。
コンサを全然知らない人にも、最近のコンサの試合に不満タラタラで離れて言った元サポにも説明できるように、当ブログなりの「アクションサッカー」を定義づけてみたいと思うのです。

まず順位の推移2005を見ていただきましょう。
3位争いに絡んだとして満足している人がいるとすれば、それはコンサにとっては甘すぎて不幸な見方だと思います。実際はグラフの通り35節で失速し、甲府に引き離されていく一方でした。
つまり2005年は3位争いをしたことにもなっていません。最後に山形に差され5位以内すら確保できなかったのも事実です。
3位入れ替え戦出場権を最後まで甲府と争った仙台の都並監督は1年目なのに解任されています。他のクラブから見れば4位でも解任の対象になってしまうわけです。5位以内という目標と3位以内・J1昇格圏の間にはとてつもなく深い川が流れているのです。
2006年の目標はまず「3位以上」。これとアクションサッカーを両立しないとならないのです。

では「アクションサッカー」とはどんなサッカーなのか。
ネットで見られるページから抜粋してみましょう。

 ◇ヤンツーのコメントより「アクション&ムービング」とは 
昨年のテーマ「アクションサッカー」を発展させた形で、ボールだけでなく、周りの選手達が連動して動く(ムービング)ことにより、更にアグレッシブなサッカーを作っていきます。
「より早く・より強く・より正確に」相手ゴールを目指し、サポーターの方々が楽しんでいただけるサッカーをお見せしたいと思っています。
(コンサ公式より)

※2005年は「より早く・より強く・より正確に」を感じられなかったために、試合そのものを楽しめなかったんだと思う。点数が入らないということ以前に「サッカーの型」ができていないことを問題視したいと思います。

点数が入らない上に失点も多かったです。これについては興味深い記事があります。
池内友彦の守備スタイルから見える柳下監督のサッカービジョン
この見方はかなり鋭いと思う。池内、曽田、和波を中心とした3バックは西澤、加賀、西嶋(前で使う可能性もある)を加えても層が厚いとは言い難いです。それなのにフロント(というかヤンツー)は今のところDFの補強をしていません。昨年のベースの上でDFを固め進化させ、ボランチの強化で全体の守備のバランスを底上げさせる意図が垣間見えます。つまりDFの選手の入れ替えは昇格まで1年を切ったところではリスクが大きいと見たのでしょう。
全体の攻撃の組み立て、攻守の切り替えをDFを基点に考えると、和波から池内にキャプテンが交代する可能性もおおいにあると思います。一方、ヤンツーはキャプテンのリーダーシップはあまり重視しないような気がします。当ブログは戦術リーダーとして池内がふさわしいと考えます。

さて、今年は対戦相手に新顔が増えます。愛媛、ヴェルディ、柏、神戸。
横浜FCになかなか勝たせてもらえなかったり、徳島にいきなり3連続ドローだったり、新顔が苦手という側面はJ1昇格に相当重たい足かせになります。
興味深いヤンコメがあります。
「(試合数が多くて)戸惑うと思う。だから第1クールで叩いておかないといけない」(スポニチ)
第1クールの愛媛戦、ヴェルディ戦、柏戦、神戸戦でアクションサッカーが披露できるかが、非常に重要なポイントとなります。日程が発表されたら何節に当たるのか、ホームなのかアウェーなのかに注目してみましょう。

苦手な「初対戦」に勝つために思い出したい3つの約束があります。

「1つは自分で判断して動きだすこと。
2つ目は1対1で厳しく奪い合い、セカンドボールを自分のボールにする。
3つ目は90分間、ロスタイムまで走りきること。」
(最終戦ドーム草津戦後のヤンコメ)

そしてこの3つの約束は2月のキャンプから適用されると思ってまちがいないでしょう。

「ついてこられない選手は置いていく。3つのことを厳しいトレーニングで補い、チームをつくる。」

新戦力に目を奪われがちですが、ヤンツー指導2年目・3年目の選手の成長無くして、チーム力の向上はありえないと思います。
ヤンツー指導2年目・3年目の選手が努力、研究をするのは当たり前のことですので、当ブログは更にヤンツーの指導以外での個々人のひらめきや工夫、創造性に期待したいと思います。

ひらめきや工夫、創造性がなぜ必要かというと、アクションサッカーの定義で以下のようなものがあるからです。
サッカー大辞典より、

 ◇相手の攻撃を受けてから動くことが前提になっている「リアクションサッカー」とは違い、攻撃でも守備でも常に自分たちから積極的にしかけていき、試合のペースを握ろうとする考え方。

 ◇アクションサッカーはボールが出てから考えるのではなく、どこにパスが出るか、どこに味方選手が走り出すか、どこに危険なスペースができるかなど、常に自分たちで考え行動しなければならない。

常に自分たちで考え行動するトレーニングをしなくてはならないのです。
話はそれますが大黒選手はイメージトレーニングでジダンとベッカムを研究して、裏腿の筋肉を鍛えトップスピードから減速してぴたっと止まる方法を研究していたそうです。コンサからガンバに戻ったばかりの頃の話です。
自ら研究し工夫してトレーニングするものは大化けすることがありますが、トレーニングさせられている意識の選手に大化けはないでしょう。ポジションを奪われる、あるいは奪えないまま終わってしまうでしょう。
今季の補強があまり派手でなく、J2経験が豊富で既存選手と年齢の近い選手が多いのは、ずばりトレーニングから競わせるためだと思われます。ぜひ開幕までの2ヶ月で潜在能力を開花させ、開幕スタメンを競争してほしいと思います。キャンプからの激しい競争がそのまま「開幕ダッシュ」に結びつかなければ、第1クールでライバルを叩けないですから。

いやぁー長くなってしまったなぁ。そろそろ古畑モードに入りますぅ。
2006アクションサッカー展望(4)は、「チーム構想と編成」について書きます。

ミ・バモーレ

posted by おど |20:38 | データファイル2005 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年01月05日

どちらにしようかな・・・

神様の言う通り
なのなのなすび
のハゲ頭

最後の一行以外は、極楽加藤と一致した。
さすが北海道!!

※極楽加藤(スパサカ加藤)はコンサ贔屓の芸能人として有名

(HBC・47都道府県バトルより)


posted by おど |20:31 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年01月04日

2006アクションサッカー展望(2)

(1)でヤンツーがサポーターに物足りなさを感じていることを確認しました。
(2)ではサポーターがフロントに物足りなさを感じた部分について触れます。

俺は何かあるとすぐにHFCの「コンサドーレ札幌強化計画」(2003年12月3日発表)を読み返します。クラブの将来を考えたり、自分たちがいま計画のどの段階にいるかを確認するためです。
しかし、計画を立てたHFCから5段階計画の進捗状況が語られる場面が無かったように思われます。
自分を含めて一般のサポーターの多くは、ステップ4=J1昇格、ステップ5=J1定着と思っています。
したがって、目標が5位以内だった2005年前半はステップ2、第2クールを3位で折り返し入れ替え戦が見え始めた後半はステップ3をすっ飛ばしてステップ4に入ったものだととらえていました。デルリスを獲得したときに完全にステップ4に入ったものだと勘違いしてしまいました。
個人的に「ステップ4」というのはあくまでも自動昇格圏内の2位以内を目指すくらい目標が定まらなければ入れない段階のような気がしてます。チーム戦術が徹底されて全体のレベルが向上するまでは「ステップ3」の粋からはなかなか出られず、もしかすると複数年かかってしまうかもしれないような気がします、今だから書けますど。ヤンツー監督が言う「磐田でも3~4年かかった」というのは戦術の浸透&徹底であると思われるので、コンサがステップ3をクリアしてJ1昇格を目指せるようになるには最低でも3年以上はかかるというわけです。したがって、今年がステップ3というのは妥当だし早すぎも遅すぎもしないと思います。

一方経営基盤の側面からは、例の事件で例のスポンサーの撤退などもあってステップ4に入るはずもなく、チーム状況と経営基盤をリンクしてどこの段階かを見極められないままシーズンが終わったように思います。
ハウスメイトさんをはじめ数社のスポンサーが新たに加わったので、「経営基盤の拡大」(ステップ3)と勘違いしてしまってましたが、昨年は「経営基盤の強化」(ステップ2)の収入増加策の推進という位置づけだったわけです。
J1に上がるためには経営基盤の強化も必要ですし、外国人選手の補強を目指すにも「収入増加策の継続」を粘り強くするしかないでしょう。フロントの頑張りに期待してます。
実際外国人選手が活躍し得点ランキング1~3位を占めた京都、福岡、甲府が昇格しました。軍資金が無いとJ1に上がれないのが現実です。

元日の児玉社長のブログに、
「今年は5段階計画の3段階目に入ります。」と書いてありました。裏を返すと2005年はステップ2のまま終わったのだと初めてわかりました。
とにかく社長のブログのおかげで、正式に「ステップ3」からキャンプがスタートするという確認ができました。ステップ3とは何か、強化計画から抜粋してみましょう。

○アクションプログラムの方針より
ステップ3 経営基盤の拡大とチーム力の更なる向上
       ・収入増加策の継続
       ・チーム戦術の徹底と質の向上

元日の社長のブログは次のように続きます。
「昨シーズンの勢いをそのままに、3位以内J1を目指して戦う年になります。一層のサポートをよろしくお願いいたします。」

「3位以内」というのが強化計画上微妙な表現だと感じるのは俺だけでしょうか。ヤンツーも「J1昇格、3位以内を目指す」と宣言しましたが、「J1自動昇格2位以内」と言い切れば、2006年頭からステップ4。だが3位に入っても入れ替え戦で敗れる可能性もあるので、やはり今年はステップ3からスタートでいいですね。(自己完結)
総合判断すると、2006年はステップ3からスタートするけど、J1昇格が目標であるので年度内にステップ4に移行しますよ、ということでよろしいですね?
まぁ、2005年が目標の5位以内を達成できなかったので、ステップ3からのスタートという認識で良いと思います。やはり妥当な計画です。

ちなみにステップ4は、「積極経営とチーム力の確立」
・経営基盤の強化継続
・ポジションの固定化と補強ポジション・選手の絞込み
となっております。
「ポジションの固定化と補強ポジション・選手の絞込み」が第何クールから始まるのかはヤンツーのみぞ知るといった感じですが、おそらく第2クールまでにはハッキリするでしょう。その時に3位近くにいることが望まれます。

さて、強化計画を開いたついでに具体的数字(予算)を見てみましょう。
そのうちカドテツブログで予算が発表されると思いますが、とりあえず手元にある資料では次のようになっています。(単位:百万円)

【ステップ3】
営業収入 1160
       入場料収入 450
       広告料収入 430
       販売収入   80
       その他収入 200

営業支出 1355
       トップチーム人件費 450(ステップ4なら550)
       トップチーム管理費 220
       ユースチーム費   140
       興行費         350
       一般管理費      195

営業収支 マイナス195

営業外収入 260
営業外支出  11

経常損益    54 
法人税等     6
単年度収支   48
累積損益    マイナス2988

リーグ戦観客動員数    220,000 
1試合当たり観客動員数   10,000(ステップ4なら12,000)  

「その他未達目標」
・飲料自販機「ドーレBOX」
販売支援金1日40個販売で年間30万円の支援金が見込める
初年度(2004年度)目標、20百万円 100台設置)
道内の市町村役場全部に設置したら200箇所を超えます。オール北海道で支えてくれないでしょうか?

2006アクションサッカー展望(3)は、引き続き「札幌強化計画」より、「チーム力の強化、活動方針」について考えます。

「ヤンツーとアクションサッカーとJ1昇格」というテーマは昨年から継続的に考えています。

参考:TOP5を目指して


したっけバモサ!

posted by おど |08:00 | データファイル2005 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年01月03日

2006アクションサッカー展望(1)

「みよしの」のカレーは安くて美味いね。札幌の誇り、「みよしの」。
年末は「ジャンボぎょうざ定食」、年始は「辛口カレー」で大満足です。
おせちに飽きたのか、店は満員御礼でした。

さて、コンサを真面目に考えるシリーズを今夜から連載いたします。
題して「2006アクションサッカー展望~この物語はフィクションであり、ハクションではありません。だけどノンフィクションのアクションブログを目指します~」
長いしふざけ杉だな、おい。

道新・道スポのヤンツーインタビューにサポーターへの要望が載っていました。
道スポから丸々引用させていただきましょう。

☆ ☆ ☆

「2年間で(サポーターや道民の気質を)そう分かったなんて軽々しく言えないけど、
優しすぎるというのが、まずありますよね。
当然、熱い。熱いけれども、悪いプレーや悪いゲームをした時の熱さが一瞬で終わってしまう。
だから、優し過ぎるという言葉を使ったんですけど。
もう少し叩いてくれたらなと。
当然、互いに嫌だと思うけど、それで(チームも)強くなるということ。
サポーターがいなかったら、われわれはサッカーができないんだよということを、
本当に理解してもらうためにはそういうのが必要。そうしたら一体になれると思う。
もっともっと、喜びも本当に一緒に味わえるだろうし、悔しさ、怒りも同じ。
いつも一緒の気持ちでやれると思う。」

☆ ☆ ☆

実はヤンツー監督は就任早々にもここのインタビューで似たようなことを話しています。引用してみましょう。

Q:「静岡のサポーターと札幌のサポーターには、違いを感じますか?」

ヤ:『ジュビロ時代に、コンサドーレ戦に来て応援を見た時には「すごい」と思っていました。
ある種、浦和レッズや鹿島アントラーズのような雰囲気はありました。
それでいて……(少し表現を考えている様子)もっとキレイというか、優しいというか。
本当はね、ダメな時には「ダメだ」と、もっと選手に言ってもいいと思うんですよ。
これもジュビロで試合に来た時に感じたことなんですが、負けたコンサドーレに対してもサポーターたちは温かい拍手をしていた。
やっぱり悪いゲームをしたら叱咤しないと。
ただ、すぐ切り替えて応援もする。そうじゃないと、選手にだんだん甘さも出て来るんじゃないかな』

☆ ☆ ☆

サポによって受け取り方はさまざまだろうと思います。
人によっては「コンササポ気質だから仕方ない」「道民気質だから・・・」
「岡田監督にも同じことを言われたけど、いまさら変わるはずない」
そう考えるサポも多いでしょう。
当ブログは、ヤンツー発言を次のように受け留めました。

・サポーターが選手に優し過ぎては強くならない
・選手の意識を変えるためにはブーイングも必要だ
・現場(監督と選手)とサポーターの間には、まだまだ温度差がある
・現場とサポーターはまだ一体となりきれていない
・悪いプレー、悪いゲームにはもっと悔しがれ、もっと怒れ
・そうしたらJ1昇格への機運も高まり、昇格した時の喜びも大きくなる

2006アクションサッカー展望(2)は、児玉社長の「第3段階」発言を取り上げます。

バモサ!





posted by おど |21:56 | データファイル2005 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年01月01日

2006年初カキコ

あけましてバモバモ!!
今年はJ1に行くぞぉー!!

☆ ☆ ☆

紅白・・・山本くんの前川さんを「山川さん」にはワラタ
     「山川でした」と返した前川さんはプロ。
     ゴール裏で前川さんみたいに眉間にしわを寄せてバモるぜ!

山本KIDおめ!!

吉田の腕ひしぎ逆十字もすごかった!ドラフトワン最高!
ハッスル拒否もプロ!


posted by サッポロ一番 |00:08 | コメント(0) | トラックバック(0)

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