コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年06月28日

リズムを崩した謙伍/リトリート?

警告のシーン。個人プレーに走りすぎ試合の流れがおかしくなった。ゴール裏のチカへのブーイングも意味不明だった。

070628_1130~0001.jpg





得意の後日書き足し。
ブログ戦術、カキターシ。

えーとね。俺もよくわかっていない事なんですが、
例のリトリートっつーのは、あれですか。引きこもりうんちゃらなんちゃらって揶揄されてるのと同じ意味に聞こえるんですが、違うんでしょうか?

リトリートしてカウンターで勝つっていうのが、本当にコンサの戦術であり、みぅみぅが目指すところなんでしょうかねぇ。

http://volanteinc.exblog.jp/
(サッカー用語、どこまでが基礎知識!?@新人ボランチ日記 さま)


カウンターっていうのは流れの中から掴むチャンスなので、どちらかというと相手に合わせた攻撃のように感じる人もいると思う。
だが、積極的守備(攻撃的守備)からのボール奪取を起点とする戦術だと理解すれば、それもアクションサッカーだと言えるような気もする。
奪った後にボールポゼッションする時間帯が長くなれば、アクション&ムービングになるんだろうけど、短くパスするサッカーが苦手にみえるコンサにそれを要求しても、逆にゴールまでの時間がかかりすぎグダグダになってしまう場合も多い。

マサ西谷や征也(スナ)へのサイドチェンジや、縦へのロングボールを多用して、元気に当てたりして、ワイドにピッチを使うのが4-4-2の特徴であるから、後ろからこちゃこちゃとパスをこねくり回して繋ぐサッカーは向かないと思うのだ。むしろドリブル突破とクロスの精度を活かしたダイナミックなサッカーを目指すべきだ思う。スタミナ的にきつい夏場程、時間をかけないでゴールマウスに近づく「速攻」が欠かせなくなるだろう。「速攻」はけして「省エネサッカー」ではない。あくまでも「ハードワーク」で守備をするからこそ生まれるチャンスなのだ。

こうやって考えてみても、やはり「リトリート」ではなく「フォアチェック」戦術なんだよな。
http://www.consadole.net/odo5312/article/756

みぅみぅが得点の可能性が高いセットプレーを重要視しているのが、なによりの証拠。前で前でボールを奪い、速攻でサイドを破ってCKをもらう。コーナーキックの精度さえ上がれば、コンサの得点力はアップするはずだし、FW以外の得点者がゴロゴロ居るチーム構成にも合う戦術だと言える。

コーナーキックの時に1回で決められなくても、2回3回と波状攻撃を繰り返していく「しつこさ」がもっと欲しいと思う。
この時に変にバックパスしたり体制を整えようとするから、相手に守る時間を与えてしまう。去年からの「パスを繋ぐ意識」がここぞという場面で邪魔になっている気がする。
「そこで打てよ」というシーンでもパスしてしまう。まだまだ他人任せな部分が多くみられる。逆に打つのが無理なところで個人プレーに走る。

フッキがいなくても得点できるサッカーになった。去年のアクションサッカーはフッキ頼みのサッカーだった。これは得点者が誰であったかを見れば明らかだ。天皇杯でフッキが抜けてカウンターサッカーに戻してから、選手たちは組織的守備からのカウンターで勝つ快感を覚えた。
そのためにはフォアチェック(またの名を前線からのハードワーク)が必要だと気付いた。それを理論で説いたのがミウラだった。選手たちは結果(勝利)がついてくるのでますますハードワークするようになった。そういう流れで今まで来ている。だからこの路線は継承し続けて欲しい。まずはボールをはね返し、ボールを奪いしっかり守ること。まず組織的な守備ありき。その上での堅守速攻、確率の高いセットプレー。何点目を狙おうがスコアがどうであろうが、相手がコンサを研究してこようが、やることは一緒。一番良くないのは戦術がブレてしまうことだ。

今年は強力なストライカーがいないのに得失点が大幅プラス。これは大きな進歩だ。我々も守備こそが攻撃の起点であり、「守る=リアクション=つまらない」という単純な図式ではないと悟った。サッカーは相手がある。攻めてくる相手、攻めてこない相手。どんな相手だろうが、コンサのリズムで90分戦い、行くべきところ引くべきところを全員で意思統一する。それが強いチームの戦術だと思う。ただ無闇に走り回り、無駄にボールを保持すりゃいいってもんじゃない。ポゼッションが良くてカウンターがダメなんていう価値観は、J2には要らない。俺達に必要なのは勝ち点3を奪うサッカー。大体2点取られても3点取ればいいなんていうサッカーは金持ちチームがやってればいいんだ。金でストライカーを揃えられるチームがやればよろしい。

うちには絶対的ストライカーがいない。
だけど全員守備&全員攻撃そして全員が得点者の可能性を秘めている(笑)。これはこれで凄く楽しいサッカーだと思うけどいかがだろうか。
あとはカウンター(速攻)のバリエーションを増すことと、CKの精度とCKの合理的な待ちうけ方法を研究することだ。リフレッシュした後のコンサに一層の期待をする。


posted by odo5312 |11:40 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:リズムを崩した謙伍

>リトリートしてカウンターで勝つっていうのが、本当にコンサの戦術であり、みぅみぅが目指すところなんでしょうかねぇ。
みぅみぅの目指すトコロではナイですねぇ。
その戦術だと元気くんを(FWとして)起用する意味が無いですよね。そもそも90分間ずっとリトリートしてたらサッカーにならないですし。

>CKの合理的な待ちうけ方法を研究することだ。
これはもう、曽田と池内を同時にピッチに入れましょうw

posted by ハッシー| 2007-06-29 12:46

Re:リズムを崩した謙伍

「戦術マニア」には興味深々新篠津で、たまらん監督です、みぅみぅ。
リトリートっていう言葉の意味を噛み砕くと、コンサのやってる戦術と全然違いますよね。もしもリトリートなら例えば元気と西嶋、西谷と西嶋の関係も説明がつかないですよ。あえて西嶋を例えに出しますけど(笑)

ソダンとイケを同時ですか・・・(・∀・)ソレダ!!
ニアでもファーでもどっちでも(・∀・)イイ!!ミタイナ
0-0の膠着状態ならやってみる価値ありかも。

posted by (oDo)| 2007-06-30 01:05

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