コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年06月27日

バモリーマンの独り言

ホームのチャントがダラダラ長い件で、リピート回数を減らして歌をどんどん切り替えていけばいい、という主旨の事を書こうと思っていた。
アウェーの応援がメリハリがあって、より大勢の声を反映しているように思っていたからだ。
しかし、下記サイトの記事を読んで、多少考え直した。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/7844
(「FWF -フットボールは未来の兵器である-」さま)

『それってプレミアっぽくていいね!』 -応援カルチャーの歴史の断絶について-
・バンデーラ・チャント・跳ぶ (代表の応援の源流) 
・歌いっぱなしのゴール裏と他人任せの「サポーター」と観光気分のバックスタンド
・サッカーカルチャーの歴史は断層を重ねながら蛇行して進展していく


USにも「アルゼンチンサポーター」の薫りを感じていた。
長年歌い継いできた曲にマイナー調の曲が多く、10分以上延々歌うから間違いなく源流はアルゼンチンだといえる。
典型的なのは「ブラジル」。本当はもっとポップでサンバな曲なのだが、なぜかマイナー調で不思議に思っていた。
「俺達の街の誇り さぁ行けよサッポロ 俺達は歌うのさ 赤と黒がある限り」は元歌が「ルール・ブリタニア」で、イギリスの国民歌であることから、プレミアっぽいといえばプレミアっぽい。
この曲は応援の冒頭に使われることが多く、「さぁ行くぞ!」的なきっかけソングとして定着している。故に試合中ダラダラ歌われることはない。

試合中のダラダラソングの典型は「バビロンの河」。「なーにも おそーれず! 胸を張り戦え! オーサッポロー オーサッポロー」だ。かなりのマイナー度なので、負け試合の悲しい思い出と相まってか、最近ではあまり歌われなくなった。ドームに反響するのでドーム向けの曲である。厚別には「ゆけゆけー赤と黒のー俺たーちーのサッポロー そう ここは我らのアーツベーツ 見せろオマエの情熱」があるから、ドーム専用ソングがあってもいいかもしれない。

もっともポピュラーなダラソンは「エンターティナー」だろう。俗に言う「スティング」だ。「行けサッポロ 勝利信じ 最後まで戦え~!」のアレだ。
これは正直10分以上歌い続けるのは苦しい。それでも「これでもか」っつーくらい歌う。曲はマイナーじゃないけど、アルゼンチンしてるなーと思うのである。
「俺達とー 熱くなれー 赤と黒のタテジマのためにー 迷わず行けよー 行けばわかるさ 信じる道 俺達なーらー やーれーるーのさー」は究極のメッセージソング。誠にサッポロらしい1曲だと思う。この曲にはチャレンジャー魂とか「天皇杯での下克上」の思い出とかが染み付いていて名曲の部類に入ると思う。歌にはチーム状況の背景がどうしても絡んでしまう。その意味では「バビロン」のアンサーソング的な色合いも感じている。


「赤黒の勇者」もリピートが長くなるとかなりキツイ。
手拍子主体で「俺達の誇り赤黒の勇者 勝利を目指し さぁ行こうぜ」のメッセージ歌詞があるうちはまだいい。その後の「オーオーオーオ オオーオオ!」の繰り返しがキツイのだ。単調ダラダラっぷりがキツイ。
おかげで最近は輪唱でごまかしている。Aパーツ、Bパーツに分け、勝手に間引きして歌っているのだ。そういう人も多いとみえ、自然に声量のバランスが取れてくるから不思議だ。ま、そういう苦しい実態もあるということだ。
同様に輪唱度が高い定番ソングがある。A「バーモ サッポロー 行こうぜ 我らと共に」だ。音域的にキツイのがB「自らのチカラ信じ」が特に高くてキツい。C「熱い気持ち見せて戦え」 
ABCABCと歌っていくが、これが徐々にACACACミランになっていく。間引きおさぼり歌唱だったり、前後左右の人達と交互に歌う輪唱だったり。結構現場では苦労している人が多い。マスコットは不苦労だけど。

逆に苦しさから開放される切り替わりソングもある。「ナナナナ サッポロ」だ。手拍子主体の曲はこれからも増えていくと思う。思えばメガホンパンチでスタートしたコンサの応援が、「歌と手拍子」主体になったというだけで、格段の進歩を見せたものだと思う。あの時代に戻りたいとは全く思わないが、あの時の壊れたメガホンは大事に保存してある。それは俺個人のサポーターとしての「成長の証」であり「歩み」だからだ。
曲調で明るめといえば「ララララ ララララ ララララララララ ララララ ララララ ララララララオーオ↑ オオオオ オオオオ オオオオオオオオ・・・」もある。得点が入ってイケイケで2点目を狙いにいく状況だとハマる。だが長過ぎるとキツかったり。

得点が入った直後の「アーレー フォッツァ サッポーロ フォッツァ サーッポロ フォッツァ サッポロ オーオオーオオオー」はテンションアゲアゲで歌うことが多い。珍しく3点くらい入っちゃうと「バーモバーモバモ サッポロ!バモー サッポロー!」が歌われる。
逃げ切りタイムに入ると「オーオーオオ オーオ・・・」と「Go West」が歌われる。入場と勝利の瞬間は大抵この曲だ。
ちなみにアウェーの入場テーマ「俺達のサッポロ」は昔から定着しており、コンサの伝統として歌い継いで欲しいと思っている。勝利の雄叫びソング「好きですサッポロ」は諸事情で歌われなくなったそうだが、せめて「俺達のサッポロ」くらいはと思う。

 
☆ ☆ ☆


ダラダラ歌うなとか、長い歌を切って「コンサコール」を増やせとか、失点したら即歌を止め切り替えろとか、トランペットが逆に音程を狂わせている?とかここ数年思ってきてはいたが、徐々にサッポロのゴール裏スタイルが出来てきたようにも思っている。
アウェーとホームの両方のスタイルを知ってしまったサポが増えたのが一つ。
チームが首位を走り、自然発生的にと声だし隊人口が増えた。中心部から外周部へバモラーが増えてきているのが二つ目。
三つ目に「もうじらさないで がまんでーきない」という「俺達を揺らせ」の登場。タンタンタンと太鼓がビートを刻むポップンロックな応援歌の登場は、新しい「サッポロチャント」ともいえる新機軸を打ち出したといえる。この曲も歌うタイミングを選ぶからなかなか難しいが、個人的には「バモってるな」と感じる一番の曲である。

さて、今夜のゴール裏はどんなセットリストになるだろうか。
一曲目にあの曲を持ってくるか、それともあの曲か・・・
なるべく全曲フルコーラスしたいとは思っているが、さてどうなるか。






第24節 札幌岩盤浴 vs 草津温泉

【解説】木島敦 【実況】岡崎和久 【リポーター】藤井孝太郎
生中継 	6/27(水)	18:50 	Ch.183 / パーフェクト チョイス
再放送 [1] 6/27(水)	26:00 	Ch.181 / パーフェクト チョイス

posted by (oDo) |04:29 | 本日の書きっぱなし | コメント(0) | トラックバック(0)

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