コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年12月29日

Jクラブの平均は40%

野々村次期社長から具体的な数字が飛びだした。

「予算段階ですが、総収入の20%ぐらいしか人件費に充てられていない。Jクラブの平均は40%。もう一度、経費削減を考え直す」


総収入をどう増やすのか。具体的には入場収入と広告だ。
そして経費をどう削るのか。例えば、稼働率の少ない外国人選手。
道産子中心のポリシーと矛盾する補強などなど。
実に興味深い。

売上を増やすための経費は確保しつつ、割高なコストは減らす方向だろう。
怪我人が増えると経費だけが膨らむ。怪我防止策にはコストをケチらないでほしい。
勝利給、得点ボーナス、完封ボーナスなど出来高制で、選手のモチベーションアップも図ってほしい。スポンサーから商品をかき集めてもいいだろう。勝って商品の宣伝に繋がるような工夫を。
試合開始前に得点者には「○○町の特産品」が当たります、とアナウンスしたらどうだろう。
コンサドーレは待ったなしで変革を求められている。
あまりにも勝利への執着心が薄れすぎている。得点への執念、気迫が足りなさすぎる。見ている人をうならせるには、やっぱりガツガツ行ける選手を揃えないといけない。若手同士で競争を促すには、ニンジンが必要だ。活躍した選手には現物支給だ。勝てば何かもらえる。プロっぽく細かく査定してファンにもわかりやすくしたらいい。コーナーキックの精度から、選手別グッズの売上高まで全て査定に入れたらいい。


一定の収入がありながら、人件費をかけられない大きな理由が多額の返済金だ。
補助金とは違うのだが、スポンサー料と相殺という形にできないだろうか。
具体的には北海道の「道章」をユニフォームに縫い付けるのはどうだろう。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/symbol.htm

道への返済金が長年の足かせならば、逆手にとって「道民のクラブ」を強く打ち出してしまえばいい。
道にとっても、人件費が少なくてショボイ成績で終わるよりは、返済金を選手の経費に充ててもらって活躍して「道章」が躍動した方がメリットが大きいと思う。選手一人分でも二人分でもいいから「道章」スポンサー料としていただけないだろうか。もちろん返済したお金の何%かを還元してもらうカタチにする。
例えば、5,000万円返したら、500万円を「道章強化費・補助金」として還付してもらう。年末調整式いやエコカー補助金式か。よくわからんけど。まぁ希望です、希望。前々から思っていた願望っす。やっぱり試合で勝ってナンボだから。

道章は、
開拓使時代の旗章のイメージを七光星として現代的に表現したもので、
きびしい風雪に耐え抜いた先人の開拓者精神と、
雄々しく伸びる北海道の未来を象徴したもの

↑ ↑ ↑

今まさにきびしい風雪に耐えているコンサが雄々しく伸びる北海道のクラブチームとして未来を切り開こうとしているのだ。
Jリーグという原始林を開拓者精神で乗りきってる真っ最中なのである。


コンサドーレスピリットに通じるマークだと思う。HFCと道庁担当者との間で突っ込んだ話をしてみてほしい。
民間企業のスポンサードとは違う。
行政と地元クラブの接点の模索だ。



一番の商品は「選手」であり、「試合」そのものであると思う。
選手が光らないと、試合も魅力が無くなる。2012年の最大の反省点だ。
ユニフォーム姿の選手をいかに会場で見てもらえるか。
一般市民がチケットを買ってコンサに行きたいと思わせる施策は何か。
そこのところに一番注目している。
野々村新社長の経営手法に注目したい。


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/430518.html
【道スポ】営業、広報活動…何でもやる “動く社長”だ 野々村


posted by odo5312 |11:02 | HFC/(株)コンサドーレの経営 | コメント(0) | トラックバック(0)

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