2011年08月27日
赤黒シュートコンテスト2011(21)
5連勝を逃したのは痛い。 赤黒戦隊ゴレンショーになったら2007年以来の昇格争いも現実味を帯びてきたのに… データ的に上位との決定的な差は、(1)なかなか得失点差二桁に乗らないこと (2)負け数のリミットに近づきすぎてること この2点を考えると、昇格争いの波に乗る千載一遇のチャンスを逃してしまったなぁという印象がある。 そうは言っても失った勝ち点はもう戻らない。こぼれたミルクは皿から戻らないのだ。そのまま床を拭いてワックスにでもしろって話なんだ。 岡山1-0札幌@カンスタ 終始岡山ペース。運動量、ポジショニングどちらも完敗。 シュート数はイーブン。だけど決定力が段違いだった。 札幌シュート10、岡山シュート10 [スタメン] 近藤3本、ジオゴ2本、砂川、宮澤、日高、河合、山下 各1本 http://www.sponichi.co.jp/soccer/games/2011/j2/0826/001.html http://www.jsgoal.jp/game/2011/20110200030120110826.html リザーブの内村、上原、横野がシュートゼロ。ここに大きな問題がある。 アウェー戦術を考えれば、前半慎重にゲームを運んで0-0で折り返し、後半から徐々に仕掛けていくというのが一般的だ。 昨夜もジオゴが二人三人がかりで囲まれていた。これは想定内だったので、後半は相手DFを引き連れながらジオゴが下がる局面を意図的に作った。ここまではセオリー通りだったといえよう。 ただ、この後が悪い。 なぜか練習でやっていない3-4-3、すなわち3トップ気味の攻め方をしてしまった。これでは選手達は混乱する。起承転結じゃないけど、起点もなければ楔(くさび)もない、サイドチェンジもタテポンも決まらない。 選手達は何をどうやっていいかわからない状態に陥った。数分ならわかるがタイムアップまでずっとそんな気配が続いていた。ハードワークするチームに弱いという欠点も再度露呈という踏んだり蹴ったり状態で、追い付くことすらできず試合終了。 監督の采配ミスとしかいいようがない。 もう少しスカウティングをベースに綿密に戦術を練って欲しかった。 後半から投入する交代要員を含めて全員で戦っていかなければ、2007年のような結果はついてこないと思う。 リザーブに何をさせるか、何をすべきなのかをきっちり伝えないからあやふやなサッカーをしてしまう。指揮官は明確に役割を指示すべきだ。 「もう少し、攻撃の起点というところで、ジオゴだけじゃなしに、両サイドバックのところを攻撃の起点にしていこうと話したんですが、それが作れなかった。とくにサイドチェンジの意識があまりにも薄すぎたんじゃないかなと思います」 http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00124489.html 出た、他人行儀。それを言うんだったら、サイドチェンジの実戦練習を増やした方がイイと思うよ。徹底的に紅白戦でやりまくるべきだと思う。全てが後手後手なんだよ、石さんは。 日高も純平も正直存在感がなかった。だけどその二人は果たして適材適所だったのか。その二人を活かすように周りの選手達は動いていただろうか。疑問が多い昨夜のゲームだった。 ただし、ネガティブな感想で終わるつもりはない。 幸い今年のJ2はレベルが低い。その意味では2007年に酷似している。突出したチームがないのだ。 当然昇格ラインは下がる。3位のラインは当初の見込みよりもかなり下がるだろう。 コンサドーレの現状を見れば、3位の勝ち点に並んでも得失点差で負けてるわけだから、狙うのは2位の勝ち点である。 大事なのは90分通しての戦術の組立てと、残り16試合何勝しなきゃいけないのかという勝ち点目標の設定だ。他チームがどうのこうのでなくコンサがより一層の「したたかさ」を身に着けていかなければ、昇格争いからの脱落は早いだろう。 とにかく今やらなきゃいけないこと、一番優先順位が高いのはセットプレーだ。確率の高い得点方法を磨くのが得点力UPの近道だ。 コーナーキックをこれ以上フイにしないで欲しい。 スナマコと古田の双肩にかかっている。頼むぜ!!
posted by odo |07:27 | データファイル2011 | コメント(0) | トラックバック(0)
スポンサーリンク
スポンサーリンク