こうなっちゃうと札幌から旭川へ向かうノンストップの特急ホワイトアロー状態もしくはノンストップゲームリターンズ(関西のテレビ番組、知ってる人は関西人?)状態である(爆)。
ボクシングの話であるが、サッカーサポーターを6年間やってきたけど、その間親交が出来たサポーターに詳しい方は居なかったなあ(笑)
最近は会社の取引先メーカーに詳しい奴がおってそいつとよく話をしとるけど、世界戦の話が中心になるから、オレとしてはあまり面白くない。
オレが面白いと思うのは日本タイトル戦や日本ランカー同士の対戦やね。
倒し倒されの試合が好きなんやけど、そのせいかも。
ちなみにオレは専門誌はボクシングマガジン派。
さて何から書こうかと思ったが、ディープなとこから行きます。
「大和田正春(角海老宝石)を知っているか~」
大和田正春と言えば、赤井英和(グリーンツダ)の最後の対戦者として有名!
噛ませ犬が噛みついたんやけど、逆の言い方をすれば、赤井英和のターニングポイントを作ったボクサーであり、あの試合がなければ「どついたるねん」も製作されなかっただろうし…
あの試合では赤井側が米軍立川基地の兵士を父に持ち、ハーフでハーグラーみたいな風貌を持つ彼を再世界戦の踏み台にしようとしたが、試合では4Rにダウンを奪い、7Rにセコンドのエディータウンゼントがタオルを投げ込み、TKO勝ち、赤井はその後閻魔さんとのファイトを行い、勝ちを収め、無事生還!
オレ的には彼を赤井戦の前から知ってた。この時はウェルター級でそれ以前はJライト級のランカーで、エキサイトボクシング(今もやってるんかな)のメイン試合がKOで短時間で終わると時間が余るからそのつなぎの時間に前座試合が放映されていたが、たまたま鹿野秀之(ヨネクラ)戦にてKOされていたのを見てたんで、覚えていた。
それから83年9月に赤井をアマチュア時代に破ったことのある売り出し中の野村勝英(ワタナベ)にKO勝ちし、野村は顔面陥没して引退を余儀なくされた。
これを見て、赤井との対戦を知った時には、減量苦がないし、パンチ力もあるから、いい勝負になるなあと思っていたから、まさか勝つとは…だった。
大和田はその後、赤井を引退に追い込んだボクサーでは終らなかった!
やはりガラスのアゴを持つ彼だから飛鳥良(松戸平沼)にKO負けするもミドル級まで階級を上げ、まず手始めに当時の日本ミドル級王者無限川坂(上福岡)をノンタイトル戦で破り、タイトルマッチを返り討ちにして日本ミドル級王者に君臨し、5回防衛。
最後の防衛戦は大和武士(ワタナベ)との倒し倒されの死闘!
この試合はオレのベストバウトのひとつ。
さて次回は意外な人が…がキーワードです。