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2009年12月30日

うざいくらいの選手が魅力的、という話

明日で、2009年はおわり。
昨今は放置状態のココですが、とりあえず締め的なエントリはしておこうかと。

サッカー的にも、プライベート…主に仕事的にも
「我慢してコツコツ積み重ねる」という点で共通した一年だったなぁ。

サッカー…つーか、コンサドーレに特化して書くと
今年はほんとに、歴史的・球団史に残る出来事が多かったから
チームとして掲げた昇格と言う目標は果たせなかったし、
ひとつひとつの試合内容とか結果はイマイチだったわりに
けっこー印象深いシーズンだったように思う。

今年1年、変わらずチームを眺めた上での一番の感想は
若い
っていう、このひと言に尽きた。

「技術的、才能的に決して低くないのに、やたら淡白」
と、痛烈に感じることが多くて。

もちろん本人達は懸命にやってはいるんだろう。
やってはいるんだろうけど…どうしても「淡白」という印象を持ってしまう。

それなりの期間札幌に在籍している選手ならば、
程度の差はあれど、チームに対して愛着はあるんだとは思う。

でも、いつも例に上がる…ムラ、宏太、健作みたいな、
過去に強い強い愛情を示してくれた選手達と安直に比べると
わかりやすい表現、愚直なまでのストレートな熱さ…みたいなものが
昨今の若い選手からは、伝わりにくいと常々感じてきてて。

そんな話を、某サポ仲間にしていたら、
「古い言い方だけど、新人類…ってことだよね」と言われ。

正にそうだなぁと思うのよ。
もっと、悔しいとか嬉しいとかを、ピッチ上でガツガツ表現したらいいのにと。

現代っ子だな と、今の期待の若手達には特に思う。

だから、箕輪みたいに…今は主にブログでしか繋がりは持てないけれど、
彼のブログを見ているだけで、彼の全てに対する真摯で熱い熱い気持ちが
いやだと言うほど伝わってくるし、
復帰したときには「もういいって!」て言われるくらい応援してあげたいって思う。

彼の「うざいくらいの熱さ」が、今のチームには必要だと思うんだ。
そして、そのストレートな表現やどろ臭さみたいなものを
若い選手がめんどくさがらずに、素直に吸収してほしいなとも思う。

ひと昔前までは、チームに強い愛情を示してくれる選手は、
やっぱり特にサポーターからも愛されていたし、
ピッチの上でも熱かった。
…ただ、残念ながら、実力の面でシビアに言うと物足りない場合も多くて。

でも、今いる若手は、才能や技術の面では
本当に将来性があると思ってるし期待できるから、
そこに…そこに、もっと(わかりやすい)熱さや泥臭さを持ってくれたら。
全く違うものを与えてもらえるし、あなた達は与えられるんだよ、と言いたい。


ゴンが加入する。
ある意味、トップオブうざい 人だと思うんだ(笑)。もちろん、良い意味で。
サッカーに対する姿勢とかはもちろん、
その「うざさ」みたいなものも、たくさんたくさん吸収してほしいと切に想う。

U15の宮杯決勝は、仕事だったので
リアルタイムではネット中継が見られなかったけど、今日少しだけ見た。

…札幌の応援の声も姿もたくさん見えて聞こえて。
神田くんが同点にした時、サポの近くにアピールに走る選手達。
この子達は、当たり前の様に自分は「コンサドーレ」だと思っているだろう。
コンサドーレの選手として練習して
教えてくれる監督やコーチもコンサドーレ出身で
コンサドーレの選手として試合に出て
コンサドーレの選手として国立のピッチに立ち
コンサドーレの選手として悔しがる-

向上心は当然持って欲しいけれど、
基盤として「コンサドーレを強くしたい」と
「うざいくらい」熱く考えながら
トップチームで躍動する選手がたくさん出てきてほしい。

U15の試合を眺めていて
「4年後、たくさん上がってこいよ!」と、呟いたワタシだったとさ。


それでは、無駄に長くなりましたが
明日は実家に帰るので…みなさん、今年も一年お世話になりました。
来年も…熱く熱くサポートしていきましょう。

良いお年を~

posted by なべみわ。 |22:17 |