スポンサーリンク

2009年02月07日

ファンサってこんなに大切なのか!という話。

なんのひねりも無いタイトルで申し訳ないんですが。
でも、正に正にそれを痛感する経験をしたので、ちと書いてみる。
あ、長いですよ。

札幌というチームが変わるべき事のひとつに、
『ファンサービスの徹底』というものがあるのは
んもう、皆さんご承知かとは思うんですが。
顔を売る手段って…手っ取り早いのはマスコミの露出、なんだろうけど
それと同じくらい、ファンサービスっていうか
コンサドーレを知らない人ににこやかに(ここ凄く重要)接する機会を作る、
これって絶対大切なんだ!
と、今更なんだけど、激しく実感する出来事があったのですわ。


仲の良い友人Sちゃん。つい最近結婚しました。
んで、結婚祝いを何にしようとなべみわさんは考えた。
…そうだ、彼女が熱心に応援している西武ライオンズの選手に
サインをもらってあげられないだろうか、と思い立った。

さりげな~~く、好きな選手の名前を聞き出して、
その選手に手紙を書くことにしやした。
Sちゃんが、遠い札幌の地から、地元の球団にも負けず、
たくましくライオンズを応援していますと。
彼女がこのたび結婚しましたと。
ずずしいお願いで恐縮なのですが、お祝いにあなたのサインをいただけないでしょうかと。
もしも可能なら、彼女の名前も入れていただけないでしょうかと。
…こんな感じで、色紙と返信用封筒を入れて1ヶ月くらい前に
ライオンズの球団事務所に送ってみたのね。

世界的なスーパースターとかではないにしろ、
少なくともコンサドーレよりは遥かに全国的にメジャーなわけだし(笑)、
返ってくるかどうか自信はなかったのよね。

それが。
1ヶ月くらいたった先日…送られてきたのですよ。
んもう、ファンでもないワタシが何故か大興奮(笑)。
ちゃんと、お願いしたとおり、「Sさんへ」と入れてくれてる!

てことはですよ。
ちゃんと手紙を最後まで読んでくれたって事でしょう。
単に、色紙が入ってる、ああサインね…はいはい、サラサラサラ…(書く音)
ってならば、名前は入ってないわけで。
封筒を開けるとき『みわさんへ って書いてたらどうしよう!』と
若干怖かったけど(笑)、そんな事もなくきちんとSちゃんの名前が書いてあって。

大感激。
なんか、その選手大好きになっちゃったもの(笑)。
きっと、これからテレビとかに映ってたら注意して見るだろうし
活躍したらおおおおーってなると思う。

そこで、すごく思った。

ああ、こういうのって、すっごく大事なんだなぁと。

コンサドーレの選手がどこかのイベントに出たり、
どこかの施設を訪問したとする。
そこで接した人は、コンサドーレの選手は知らなかった。
…でも、そこで選手が愛想良く、フレンドリーに接してあげたら
その人は、その後テレビでコンサドーレが映っていたら
気にかけてその選手を見るかもしれないと。
そして、その選手を気にかけているうちに、試合に行ってみようと思うかもしれない。
そんで更に、もしかしたらたくさん試合に行くようになるかもしれないと。

…注目してもらう、ってのは、こういう事なんだなぁと
今回の西武の選手の件で物凄く実感したのね。
自分は、近くにコンサドーレがある事に慣れちゃってるから、
サインをほしいとも思わないので(笑)、
こんな初々しい気分になったのも、畑の違う野球選手、というのが
相手だったからなんだよね。
自分にとっても、ファンの気持ちの原点を、思い出させてもらう出来ごとでしたわ。

で。
つい最近、レラの試合を見に行った某女さんに聞いた、
ちょっとうなってしまったこんな話も。

10万人目?の来場者になった男の子が、
コートの中で選手みんなと握手をできる事になったとな。

ここからが、ちょっと違う。

その男の子が、一人一人に握手をしてもらう…みたいな
ふつーの感じじゃなくて、
レラの選手の方が男の子に群がり、先を競って手を出して
握手して握手して!!っていう感じだったらしい(笑)。
某女さん曰く『ぜぇ~~ったいあの子は、次の試合も行きたい!って言うはずだ』と。

ほんとだよなぁ~~~と。

なんていうのかな、型にはまらないというか、
シャレの聞いたファン対応の話に、感心しまくり。

単に「イベントに出ろと言われたから出ました」っていうのが
基本的にコンサドーレのカラーだったわけでしょう・
サポならば、それでもある程度話がおもしろければ満足するかもだけど
新規開拓という、とっても難航している問題があるコンサドーレとしては
こういうのって、純粋に参考になるなって。

とはいえ、今年はファン感で、彼らなりの『変わろう』という気持ちは伝わったし、
まあ、神戸のファン感の、矢島美容室を高級料亭とするならば、
グアムドールズは、学校祭のお好み焼きくらいのレベルではあったけど(笑)、
それに挑む気持ちは大いに買ってるわけですよ。


気の利いたファンサ。

試合に勝って、いきなりラインダンスは無理だとしても、
一緒に喜ぶくらいな事は、最初から出来たらいいな。
て、勝つのが前提だけどねー(笑)。

posted by なべみわ。 |21:54 |