2007年12月03日
燃え尽きたとも違うこの今の感覚
なんとも言えない歓喜と安堵と涙とありえない二日酔いの週末を終えて 今日から、また現実に戻ったわけですが。 なんだろう。このふわふわした感覚。 …燃え尽きた、っていうのもしっくりこないのよね。 実感がまだしっかり沸いていない…のかなと少し思うのだけど それもちょっと違う感じがして。 なんだろう。 なんだろう。 そう、ゆったりとした時の流れを感じつつ、仕事もそっちのけで 職場でぼーっと考えていたら、わかった。 ああ、シーズンが終わった、という辺りの実感が無いんだなと。 だって、ここ数年、見事なまでに最終戦は消化試合で… 去年は天皇杯があったからちょっと違ったとはいえ、 「リーグ戦」に対しては、「ああ、今日で終わりなのか」と 最終戦という事をある意味かなり意識して終えていたもの。 でも今年は、「今日が最後の試合」 という言葉の意味が全く違って、最後だという感慨なんて全然考えてなくて。 あんな、これ以上無い結果で泣いて泣いて喜んでいたら 地味にシーズンも終わっていた、という(笑)。 天皇杯も無いしな。 なーんて、これで天皇杯が残っていたって んもう、今シーズンに関しては優勝でおなかいっぱいなので 天皇杯をも力強く戦うモチベーションも体力もお金も残ってないから 全然いいんですが(^-^;; しっかし上手くできてるなぁ(笑)。 それに、あんなに苦しい苦しい、怖い怖い、と つい数日前まで精神的に戦っていたはずなのに、 優勝という結果を掴んだ今となっては、ゲンキンな事に そんなに苦しんでいたことも、うそみたいに良い思い出になっちゃってて。 「赤ちゃんの顔を見た途端に、陣痛の痛みなんて本当に忘れるんだって!」 と力説する大多数の出産経験者と同じだなこりゃ(笑)。 07年は終わったんだよね。 そう思うと、すごい寂しさが顔を出したり。 そしてちょっと真面目な話。 長年、一緒に戦ってきた仲間が、偶然にも複数人 土壇場で、本当に直前に最終戦に来られなくて。 みんなであの場にいられたら最高だったけど…… でもね、ワタシは思うよ。 試合にあんまり出られなかった選手、 1年を通して全く出られなかった選手もそうだけど あの場にいなくても、チームを愛してここまでやってきたみんなの力で この結果をつかめたんだと。 彼ら、彼女達の「想い」、出られなかった選手の「日々の練習」が無くては きっとたどり着けなかったんだ。 言霊 とか 強い想い は、単なる精神論ではなくて、絶対に大切なんだと確信してます。 さー。 もう少し余韻に浸っていたいので 08年J1をどう戦う!!!!的なこむずかしい話はまだ考えません(笑)。
posted by なべみわ。 |20:42 | コメント(4) |