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北海道から出発してどんどん西へ向かい 2018年はついに国外へ出てしまったが また西の端へ戻ってきた。 9歳、11歳、14歳、そしてhousanと いっしょに暮らしています。 このブログでは日々のつぶやきを 公開中。
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2007年04月10日
最近くりかえし思うのは 「家事労働は何も生み出さない。そして生きている限り終わりがない」 ということ。 ぽっちり研究会で読んだハンナ・アレント「人間の条件」から学んだことだ。 「人間の条件」の主題からはまったく逸れているが、主婦には響くことばだ。 世間に「顔」をもたない人間はマクロ的には存在しないのに等しい。 波状言論S改を(ようやく今頃)読んでいるので 環境管理統制されてしまう民衆(そして石原慎太郎を当選させてしまう民衆)と 社会的(あるいは私的)領域にのみ生きる顔のない人間という概念とを 接続できないかな、と考えている。
2007年02月09日
遂に最後の砦が崩れ、落城した。 どうやらわたしも風邪をひいてしまったらしい。 せっかく研究の時間がとれるときなのに、なんともタイミングが悪い。 ちなみに風邪をひいてしまうのは 気持ちがゆるんでいるからでも精神がたるんでいるからでもなく 体内にウィルスが入ったからである。 ところで最近2歳児に興味をもっている。 きっかけは保育士との合同学習会で2歳児の話題が立て続けに出されたこと。 それと最近の乳児研究をレビューしていて2歳児の研究が非常に少ないと思ったことである。 2歳児は研究ベースにのりにくいのだ。 言語的教示が通じないし(3歳児はかろうじて可能だ) かといって「ことば」はあるから観察だけでは捉えきれない。 今のところの問題意識としては 表象発生の後(1歳半の節目を越えた後) ことばで内面を語ることができるようになる3歳までの間 いかに「ことば」が彼らの世界を作りかえていくのか、ということ。 「言語発生による認識世界の再構築」がテーマ。 ちょっと大きいけれど、これから絞り込んでいくつもり。 まずは2歳児を対象とした研究をレビューしつつ これからこの時期を通過しようとしてるtomoの観察を通じてヒントを得よう。
2007年01月18日
今日は研究日だったので一日家で作業していた。 非常勤で働いているので研究日も何もないが、一週間のうちに出勤しなくてよい日があるのはありがたい。 先日行われたワロン読書会から少し: フランスの心理学者はみな「思惟」がいかに生まれるかについて考えたのだ、 と以前Kさんが言っていたように記憶している。 ワロンが面白いのは、思惟が発生する出発点として身体をおいたところだ。 身体といってもかなり実体的で、横紋筋とか平滑筋とか内分泌腺だとかである。 横紋筋からいかに思惟が生まれるのか、なんてかなり刺激的な考えだ。 身体は自らが動かすモノだが、同時に他者によって動かされるモノでもある。 ヒト乳児はかなりの長期間に渡り他者によって身体を操作され続ける。 (生後1年間も自律的に移動できないなんて、他の動物ではありえない。) このことがヒト特有の注意パターン(およびそこから発展する「認識」)をつくりだす機序となったのではないか。 養育者は共同注意の状態(モノとヒトへ同時に注意を向ける状態)をつくりだすために乳児の身体をどのように操作しているのか。 乳児の身体発達レベルと養育者による操作の関連について実験的に調査するのが今年の課題である。
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