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北海道から出発してどんどん西へ向かい 2018年はついに国外へ出てしまったが また西の端へ戻ってきた。 9歳、11歳、14歳、そしてhousanと いっしょに暮らしています。 このブログでは日々のつぶやきを 公開中。

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使用価値

2007年04月16日

やおら文献を集めはじめる。
集めただけで読んだ気にならないようにしよう。

『波状言論S改』を読了。
東浩紀『存在論的、郵便的:ジャック・デリダについて』って、そういえば前読んだような気がするなぁと思い本棚から取り出してみると、付箋がいくつか貼られており線もそこかしこに引かれており、最後まで読んだ様子。
しかしまったく覚えていない。どんなことが書かれていたのか。
わたしにとっての「使用価値」がなければ「最後まで読み終えたこと」は何の意味ももたない。

「使用価値」というのは、あの、マルクスのいう使用価値のことだ。
なぜ突然マルクスか、というと波状言論S改を読み終えて今は宮沢章夫「『資本論』も読む」(WAVE出版)を読んでいるからである。

…「わかる」も労働の一種だとすれば…「価値量」としての「わかる」は「物知り博士」や「クイズ王」である。「使用価値」としての「わかる」は、「生きるため」のなにごとかであり、人は誰だって「クイズ王」と呼ばれたくはないはずだ。


だからあの本の帯に書かれていた
「理論」を使いこなす!
というのは別に間違いじゃあないのだ。

生きるためのなにごとかにならなければ、たくさん読むこと自体には意味はない。


post by mou3

15:26

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