2014年06月04日
ようやく今になって
試合の翌日から毎日「いつ出るか」「いつ出るか」と思って注目していましたが,やっとお知らせが出たようです。 →アビスパ福岡戦でのトラブルについて ですが,結論がコレ。 > 尚、違反者の特定はできており、現在本人と連絡をとり入場禁止を > 含めクラブ内で検討し処分等を進めております。 > クラブとして今後、公式ホームページ、場内放送やマッチディプロ > グラムなどで禁止行為の再徹底を促して参ります。 これだったら試合の翌日にでも公表できる内容なのではないのかなあ,というのがまっさきに思い浮かんだ感想です。 (「進めております」を「進める予定です」に代えて,とか。) > このような違反に対して、勝ち点のはく奪や無観客試合といった重 > 大な制裁が科される場合もございます。 という認識があるのなら,どうしてこんなにのんびりしていられるのでしょうか? あきれてモノも言えません。こういう対応の遅さが“観客離れ”や“スポンサー離れ”にも直接影響している,ということをクラブは肝に銘じてほしいです。 そもそも,今回問題とされている行為は, > 試合終了後、出場選手全員がB自由席ホームゴール裏へ挨拶に行っ > た際、コンサドーレ札幌サポーター(1名)より選手への罵声・観 > 客に水をまく行為(女児に水がかかる)、ボトルを観客席に投げ > つけそのボトルが観客にあたる行為が発生し、その直後現場にて > 運営担当より注意を呼びかけましたが、罵声を続ける行為があり > ました。 ということです。要するに「(選手への)罵声」「(観客への)水撒き」「ボトルの投げつけ」の3点ですね。少なくとも水撒きとボトルの投げつけなら,くだんの人物は以前からずっとやっています。それをここまで放置or甘い対応をしてきたのは運営側(HFC)なのではないでしょうか。なるほど,だから「勝ち点のはく奪や無観客試合といった重大な制裁が科される」心配がある,と今になって気がついたわけですか? ※だからこれからは厳しく取り締まる,というのであればそればそれで納得ですが。 いつもゴール裏で応援している人間であれば,どの人が迷惑行為・危険行為の常習者なのか,よくわかっています。それがどういう団体名を名乗っているかも。クラブとしても当然把握しているでしょう。それなのに結論の2つ目が,「場内放送やマッチディプログラムなどで禁止行為の再徹底を促」す,ですか。その程度のことで再発防止になると本気で信じているのなら実に甘いと言わざるを得ません。 なぜ団体の解散というところまで踏み込んでの処分を検討できないのでしょうか。 普通の感覚であれば,こういう事件を起こした人物が所属する団体にも監督責任がある,と考えるでしょう。が,こういう事件が起こっても,当の団体から謝罪声明が出た,という話は,今回に限らず過去にさかのぼっても,聞いたことがありません。いくらサポーターが,眉をひそめ,あるいはネット板などに「○○の連中が」などと書かれても,です。客観的に(Jリーグから,あるいは部外者から)見れば,それは結局クラブがその団体を甘やかしてきたからなのではないですか? 繰り返しますが,ゴール裏の人間なら誰でもわかっているのです。クラブが団体解散まで踏み込もうとしないのは解せません。 「北海道とともに、世界へ」 このスローガン,素晴らしいと思います。 チームやクラブとともに,私たちサポーターも世界一と言われるようになりたいです。
posted by ○た |18:14 | 応援に行こう! | コメント(15) | トラックバック(0)