2006年07月24日
勝ち点“-2”への反応
試合終了間際にようやく逆転,そのまま逃げ切ると思っていたらロスタイムが3分も,「うわー3分はつらいなー」と思っていたら案の定同点弾をあびて勝ち点を2だけ損しました。 「もう!ガッカリだよっ」と(桜塚やっくん風に)怒鳴った人,試合終了後に選手にブーイングを浴びせた人,さらに悪態をついた人,人,人,… 1対6で負けた神戸戦のときよりも大きなブーイングでしたね。 もちろんサポーターの中にはいろんな人がいるし,いてもかまわないのですが。ただ,ひとつ言わせてほしいのは, 罵声を浴びせればチームが強くなるわけじゃない ってこと。
逆に「よくやった」と拍手するのもどうかと思いますが(そもそも,試合後はとてもそんな気分にはなれませんでしたし)。 だから,こういうときサポーターはどうすればよいのか,というのは本当に難しいと思います。でも安易にブーイングや罵声に走るのはどうなのか。 もっと何か言うべきことがあるのでは? もっと別の表現の仕方で選手を激励できないものか そういうことを,ブーイングしている人のうちのいったいどれだけが感じながらブーイングしているのだろうか。 試合終了後の風景を見てそんなことを思っていたのですが,この試合を草津サポのすぐそばで見ていた方が草津サポと草津選手のことを書いていました。 (07/27 追記:すみません,うまく飛びませんでした。ここのことです。) サポーターとしてチームを支えるっていうのは奥が深いものですね。
後半終了間際に逆転しロスタイム3分の表示が出たとき,札幌は何をすべきなのかの意思統一ができていなかったのでしょう。一方,追う側の草津はやるべきことがはっきりしていました。今回の“敗因”(引分けですが)は,たくさんあるかもしれませんが,終了間際のアヤはこれでしょう。 ロスタイムに同点弾をくらったとき,多くの人が去年の甲府戦を思い出したのではないでしょうか。あのとき,ひっくり返ったまましばらく動かなかった(動けなかった?)うちの選手たち。とりわけ脱力感に満ちた岳也とセーノの姿は今でも私の目に焼きついています。 でも今回はちょっとだけ違っていましたよね。その後の試合内容はともかく,いち早く自分のポジションに戻ろうと走り出した選手が何人もいました。今回の試合,「元気初ゴール」以外の収穫はこれかなと思います。 中でも曽田は両手を広げて周りの選手に何か叫びながら前に向かって走り出していました。当然,ゴール裏側からは顔は見えませんが,たぶん何か叫んでいました。「まだ時間はある」とでも言っていたのでしょうか。 でも結局「まだ時間があった」のは草津の側でした。同点となった後もコンパクトな攻めで相手ゴールを脅かしたのはやはり草津のほうで,札幌はもう時間がないというのに相手ゴールから程遠いところでのせめぎ合いをさせられただけで試合終了のホイッスルを聞かされました。
最初の話に戻しますが,正直言って私も試合終了直後は「お前らしっかりしろ!」と怒鳴ろうかどうしようかちょっと迷ったんです。でも結局何も言わないことにしました。あとで後悔するだろうから。 今になってちょっと後悔しているのは元気に「また点獲ってくれよ」と声をかけられなかったこと。あの雰囲気と騒音の中では聞こえないだろうから,どっちにしてもせんなきことですが。
posted by ○た |16:38 | 応援に行こう! | コメント(0) | トラックバック(0)
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