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2005年12月27日

道新の記事:複数年契約の反響

道新を取っていなかったので知りませんでしたが,こんな記事が。
ユース出身者は複数年で契約へ 「1年でクビに批判」http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051227&j=0036&k=200512273497

それについて早速色々な意見が出されています。切り取ってしまうと誤解を招く恐れがありますが,あとで実際に読んでいただくとして。

CONSAにYELL!2号
1~2年は目立たなくても、その後突如急成長する選手が出るかも知れません。

赤黒に染まる街
育成ということも考えると最低でも2年契約をして20歳くらいまでは
責任を持って育ててほしいですね。

Le Rouge et Le Noir (赤と黒)
ユース出身者も他の高卒者も同じ条件下で鍛えるべきでしょう!

元記事を読むと「関係者からの批判」があった裏には「双方の暗黙の了解」が存在していた,との事。
これだけでは判らないけど,受取り様によってはジュニア,ユースに他のクラブから選手を取る時にトップ昇格をネタにしていた,とも読めてしまいます(もちろん旭川を立ち上げたときの経緯を聞くと少なくとも今のクラブはそんな事はしていないと思いますが)。
もう一つ気になるのが
”城福部長は「現象として(野田のような)悲しいことが起こらないようにしたい」と話し、”
この下り。記者の質問によって意味が変わってくるのでこれだけではもちろんなんともいえないのだけど,これだけ読んでしまうと野田の大学進学は前向きな新しいステップだったと思えなくなってしまいます。

個人的には”育成”とは言っても,本人の取り組みがまず求められ,ジュニアと違いそこで一定の結果を示す事ができなければ解雇はやむを得ないと考えます。もちろんそこから頑張ってプロとして大成功する可能性も否定しませんが,少なくとも現時点での査定で評価を下すしかないと。

カズを皆が認めるのは,常に自分で道を切り拓いて,自分の力で勝ち取っていったからでしょう。育成=乳母日傘ではユースから第2のカズは出てきたくてもこれないのでは。


posted by lobo |12:31 | オフシーズン | コメント(2) | トラックバック(0)