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2008年06月09日

コンサ百年の森

20080609-00.JPG コンサ百年の森づくりがスタートします。前からあたためていた構想がやっと実現に近づきました。

 場所は支笏湖ビジターセンターから車で約5分、2.5キロほど水明林道を入った国有林です(写真左)。まず、11ha余を5年間かけて植樹します。
 
 現地調査を終え、近く北海道森林局と協定を結び、7月初めにもシンボルツリーの記念植樹を行う予定です。

 支笏湖周辺の国有林は2004年の台風で壊滅的な被害を受けました。HFCは環境問題への取り組みの一環として失われた緑の回復を目指します。

 と同時に選手、サポーターみんなが自然に親しむフィールドとなれば、とも思っています。植林をしながら春は山菜取り、秋はキノコ狩りも楽しめればとも。畑作りもと思ったのですが、鹿が多くて植えても食べられてしまいダメなようです。


20080609-02.JPG 4月18日には風倒木被害地(写真左)を見て来ました。北海道森林局、石狩営林管理署の専門家が同行してくれました。コンサの森にふさわしい箇所を下見したのです。

 被害後4年がたって、かなり整理されていると聞いていたのですが、まだ風倒木は累々と重なり、植林作業ははかどっていないように見受けられました。

 チーム、サポーター、ファン、スポンサー様、株主の皆さんなどが一緒になって植樹、下刈りなど森づくりを手がけ、その体験を通して環境への意識を高め、みどり豊かな北海道を作り出そうとの構想です。


20080609-03.JPG 重機で地ごしらえをして1ha当たり、約千本の苗木を植えていきます。ミズナラ、ニレ、エゾヤマザクラ、トドマツなどいろいろな木を混ぜ合わせて混交林を作ります。

 サポーターの結婚、誕生にあわせた記念植樹のエリアも欲しいですね。シーズンごとに探鳥会、野草、キノコの採取・観察会もと夢は広がります。

 道森林局のほかNPO北海道森林ボランティア協会さんも協力してくれます。札幌モーニングロータリークラブからは資金の一部にと30万円が寄贈されました。

 資金的にはHFCの損益とは切り離し別会計「コンサの森づくり基金」(仮称)を設け、エコタンブラーなどの売上げの一部を充当したり、賛同企業に呼びかけたりしていこうと考えています。

 サポーターの皆さんもぜひお手伝い下さい。お知恵も貸して下さい。近く、実行委員会を立ち上げて実施に向けて走り出します。



posted by kodama |14:49 | クラブ運営 | トラックバック(6)