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2021年04月01日

嘘から出た実(まこと)

 北海道コンサドーレ札幌は、札幌市東区の丘珠空港直結となる「(仮)北海道コンサドーレ札幌フットボールパーク」を建設することを発表した。コンサドーレは、現在、西区宮の沢の石屋製菓白い恋人パーク隣接地の白い恋人サッカー場をメイン練習場として活動しているが、東区雁来の下部組織の練習場と距離が離れているため、プロのトップチームから下部組織まで一貫した練習のできる環境確保が課題となっていた。このたび、北海道と札幌市が丘珠空港の滑走路延長と道外主要都市への航空路線大幅拡大、これに伴う市営地下鉄東豊線の延長について合意したことを受け、空港利用とスタジアム観戦、練習見学との相乗効果が見込めるとしてフットボールパーク建設を決めた。フットボールパークは多目的フットボールスタジアムとクラブハウス、さらに4面の練習用フィールドからなり、スタジアムと空港ターミナルビルは大型商業施設を通じて直結される。また、地下鉄は東豊線栄町駅からの延伸が有力だが、環状東駅からの分岐延長も候補となっている。新スタジアムは収容人員25,000人前後で全天候型、サッカー未使用時はアリーナとして他の屋内スポーツやコンサートにも使用可能となる。フットボールパーク全体を対象としたネーミングライツも決まっており、関係者によるとメインスポンサー石屋製菓による「白い恋人フットボールパーク」となる見込み。開業はクラブ設立30周年を迎える2026年を予定しており、開業後は、市内中心部からは地下鉄で約15分、道外主要空港からも丘珠空港直結でスタジアムを訪れることができるようになり、観客動員への効果や、来札客による経済効果が期待される。

posted by kabao |22:14 | Consadole sapporo | コメント(2) | トラックバック(0)