2019年11月25日
街のメンタリティ
試合のたびに配られるマッチデープログラム。
見開きをめくるとあるコラム。
書いているのは、
フットボールライター斉藤宏則さん。
いつも的確な分析で、
でも、
わかりやすく、
時にサポーター目線も織り交ぜていて、
毎試合楽しみにしているのですが、
磐田戦のコラムの中にこんな一文がありました。
筆者は街のフットボールチームは地域のメンタリティとリンクしていると思っている。
その街のチームが積極的な試合を演じれば、その地域社会さらには、その地域の少年少女も積極的になると期待している。
要するに、アグレッシブな子供を育てたかったらコンサドーレの試合を観に来ればいい、と言いたいわけだ。
僕もそれなりに長いこと、
コンサドーレを、Jリーグを観てきていますが、
今まで、こんな発想をしたことは一度もありませんでした。
街のメンタリティがクラブの嗜好するフットボールを決めるのではなく、
クラブの嗜好するフットボールが街のメンタリティを築くのだと。
まさに目からウロコ。
一朝一夕にはいかないでしょうが、
今後、50年、100年と続いていく中で、
コンサドーレが北海道や札幌にとってどういう存在になっていくのか、
勝った負けたとは別な次元の、
とても夢のある素敵な話だなと思ったのでした。
posted by kabao |19:12 | Consadole sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)