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2011年02月01日

育成型路線なのか?

昨日の新聞記事からの話になりますが…。

1月31日北海道新聞朝刊7面に「記者の視点」として、コンサドーレ札幌に関する囲み記事がありました。見出しは「育成型路線の貫徹を」。書き出しでは、ユース世代を育ててチームを強化しながら、生え抜きの有望選手を放出して移籍金を獲得し、経営にも寄与する「育成型」路線が鮮明になったとし、今回の藤田選手と西選手の完全移籍から一連の動きが書かれています。そして、「ユース組を放出して移籍金を獲得した初めてのケースで、札幌にとっては貴重な収入となった。」「育成型クラブにとって若手の発掘は生きる道。」とあります。そんな中、今年の三上選手、櫛引選手といった道内選手や、イホスン選手のような国外の若手有望選手の獲得には評価をしながら、育成型クラブは継続性、数年で育成型から転換しても意味は無いと、サンフレッチェ広島を引き合いに出しています。最後は、「若手育成と、移籍金収入、クラブの財政規模に見合った補強を組み合わせたチーム強化。」「すぐには結果は出ないかもしれないが、地道にチームも財政面も強化することが、J1復帰、J1に根を張る土台づくりになるはずだ。」と締めくくっています。

直接記事を読んだ方も多いかもしれませんし、初めて読んだ方もいるかもしれませんが、僕の頭に真っ先に浮かんだ疑問は、HFCは自らの意思で育成型路線に舵をきったのだろうか。いや、そもそもHFCは育成型路線なのだろうか、ということです。現実的にそうでなければやっていけないでしょといった議論は置いておいて、そもそもHFCはどういうスタンスなのかということ。

あとは、なんらかの裏付けによって今回この記事が掲載されたのであれば、「育成型路線の貫徹を」と大きく見出しにするぐらいですから、報道する側も育成型路線を歩んでいるクラブとして、すぐに結果が出なくても、一貫した記事の書き方をして欲しいなと。

実際どの程度の思いで記事にしているのかは分かりませんけどね(爆)

posted by kabao |21:11 | Consadole sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)