2011年01月11日
ネーミングライツ問題
市が募集している命名権(ネーミングライツ)協賛企業について、 日本ハム球団が2度の抗議を行ったとの報道がありました。 報道では、 1度目:「球団側に何ら連絡もなく命名権を公募することに疑問を感じる」 2度目:「選定過程に球団を入れるつもりがないならば、球団として新名称を使用しない可能性がある」 とされています。 http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20110111-OYT1T00089.htm 多少割り引いたとしても、抗議を行ったのは事実のようです。 特に2度目の抗議の内容に対しては、いろいろな感じ方があるのではないでしょうか。 字面通りであれば少し言い過ぎではないかとの考えもあるかもしれません。 でも、 「市が募集するのだから問題のある企業には決まらない」 と言い切れるでしょうか。 例えば、ア●ヒビールやキ●ンビールが協賛企業に決まった場合、 もっと言えば、こういった企業からしか応募がなかった場合、 HFC、日ハム、両球団への影響は皆無でしょうか。 市は両球団へ配慮して契約を結ばないという決定ができるでしょうか。 市が募集するものに、一民間企業が選定過程に加わるということは考えにくいことですが、 顧客、それもお得意様のHFC、大得意の日ハムに対して、 どういった協議、どういった説明を行ってきたのでしょうね。 ビール会社に限らずスポンサー絡みの問題って結構大きいように思うのです。 全ての人が納得できる、 そして僕らにとっても親しみのある名前に決まるのが一番良いのですが。 ちなみに募集を行っているのは施設所有者である「札幌市」であり、 ㈱札幌ドームはあくまでも委託を受けた管理運営者(指定管理者)ですね。 http://www.city.sapporo.jp/sports/naming-rights/youkou.pdf
posted by kabao |20:21 | City of sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)