2009年11月09日
お金の上手な使い方
C大阪と仙台のJ1昇格を見ていて、 2年前の札幌の昇格が、 随分と遠い昔の出来事のように感じました。 あの年(2007年)は、 その前の年(2006年)に、 フッキという「飛び道具」はいたけれども6位という順位に終わり、 そのフッキが抜けたこともあって決して前評判は高くなかったはずです。 そんなチームが、 ベテラン・中堅・若手、バランスよく活躍をし昇格を勝ち取りました。 「ハードワーク」を合言葉に昇格を勝ち取りました。 2年前の「財産」は今、何が残っているのでしょうか。 今回、 仙台のJ1昇格は7シーズン振りです。 毎年、毎年監督を交代させては昇格を逃してきた仙台が、 監督を代えずに昇格を果たしました。 そういう意味では、C大阪も同じです。 クラブに潤沢な資金がないことはわかっています。 メインスポンサーの撤退も決まりました。 けれど、 資金が無いからといって風船が萎むがごとく、 気がついたらチーム力が低下しているのだけは勘弁です。 戦力=チーム力では無いのですから。 クラブは来期のチーム構想づくりの真っ只中だとは思いますが、 選手の年俸や年齢だけではなく、 チームのために戦える選手かどうかを十分に見極めて契約して欲しい、 そう思うのです。 人とチーム力と伝統を受け継いでいくチームにして欲しいと思うのです。 それはお金のあるなしに関わらず出来るはずですから。
posted by kabao |22:00 | Consadole sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)