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2007年09月03日

第38節・愛媛戦から

もちろん引き分けで良し、なんてこれっぽっちも思っていませんが、
だからといって昨日の引き分けやここ最近の試合振りだけを見て、
今まで積み上げてきたものを全否定するようなものの言い方はしたくありません。
前節水戸戦で負けたときに、「残り1勝できれば万々歳、1分でも御の字」と書きましたが、
実際、昨日の引き分けで勝点は72。
1クール当たりの平均勝点は24なんですよね。つまり目標を上回るペースなんです。
もちろん貯金は沢山あったほうが良いに越した事はありませんが、第3クールの成績にしたって、ざっと見たところC大阪についで2位の成績のようですし、慢心となってはいけませんが、だからといって悲観する状況ではないはずなのです。
上位陣の戦いぶりを見ても、どこのチームも苦しい時期。
今こそ「勝点1」が重要な時です。
1歩進んだと考えようじゃありませんか。


そういいつつも、昨日の試合、前半は完全に愛媛ペースでした。
札幌の中盤と最終ラインの間、両サイドのスペース、最終ライン・・・特にブルーノの後ろのスペースと、
札幌の弱点をあちこち突いてきていました。
あれは決して攻めさせているのではなく、完全に攻められていましたね。
CKからうまく先制点を挙げましたが、
決して褒められた内容の前半ではなかったと思います。

先制して、後半開始から立て直すことができれば良かったのですが、
早々に追い付かれ、ようやく流れをつかんだのは大塚が投入されてから。
明らかに流れが変わりました。
中盤でのプレッシャー、ボールの奪いどころが良くなり、
しだいに守備から攻撃という札幌本来の形が出てきました。
なので正直、勝ち越せるかなとも思ったのですが・・・。

愛媛の勝ち越しを目指さない、逃げのサッカーに少々辟易としながらも、
岡本や大伍のプレーを楽しく見させてもらいました。
岡本も大伍も、勝負を求められる形でそれなりの時間プレーできたことは、
必ずや次に繋がることでしょう。

最近、どうにも試合運びがうまくいっていませんが、
なぜ?と考えると、やはり疲労なのかもしれません。
それも、疲労の度合いが選手によって差があることではないかと思うのです。
今まではボールを奪いに行っていた所で、行ける選手と行けない選手がいて、
その僅かなずれが少しずつ大きなずれになって、ゴールを割られているの様な気がしますね。

今回は西谷と西澤が休んで、大塚が途中出場。
これが次の試合でどう発揮されるのか。今後、どう対処していくのか。
今後9月末、10月末にも短い期間での3連戦が控えていますし、
最後の愛媛戦はまた中2日。
やはり、最後の最後まで息を抜けませんね。

posted by kabao |21:34 | Consadole sapporo | コメント(2) | トラックバック(0)