2007年05月25日
勝つチーム、負けるチーム。
勝てないときは何をやっても勝てないという見本のような試合でした。 今日の札幌ドーム、 ファーターズ対スワローズ 8回までスワローズ先発のグライシンガーが、切れの良いストレートとチェンジアップを駆使して、 ファイターズ打線を散発4安打に抑えて迎えた9回裏。 誰もがグライシンガーの続投、完封勝利を思い浮かべたその時、 コールされたのはスワローズのピッチャー、木田。 ここからスワローズの悲劇が始まったのです。 抑えられてきたピッチャーが交代するというのは、打つほうにしてみればヨシッ!という気持ちにさせ、 抑えてきたチームにすると、ヒットが1本でも出ると嫌な雰囲気になるもの。 結果、先頭打者がヒットで出たところから、エラー、フォアボール、ヒット、 そして最後もエラーで一挙3点を奪って、ファイターズの逆転サヨナラ勝ち。 勝てないときは、ついつい手を打ちたくなるもの。 負けると、「あの場面で手を打っておけば」 などと言われがちで、どうしても我慢ができない。 しかし、結局今日のスワローズはそれが完全に裏目に。 ライト側のグラウンドには、スワローズのメガホンが無数に投げ込まれていました。 流れをつかめるか、流れをものにできるか。 勝つチームっていうのは、そんなところにも差が出るもんです。 もちろんサッカーも。
posted by kabao |23:19 | City of sapporo | コメント(2) | トラックバック(0)