2007年01月09日
ゴール裏への想い
僕のホームゲームでの観戦スタイルというのは、B自由席の隅っこで家族や友人と、まったり観戦するというのが基本です。たまに、家族や友人がいなければ、熱烈ゾーンの隅っこで声を張り上げていますが、それは年に2、3回程度なもの。このスタイルはここ3、4年変わっていないでしょうか。それ以前は試合毎にいろいろで、あまり観戦スタイルというものは定まっていませんでしたし、ここ最近は、ホームのゴール裏に対する自分なりの考えというか、思いのようなものもあり、どちらかというとゴール裏を敬遠する傾向にありました。 けれど、今回、天皇杯に参戦し続けるなかで、自分自身、このままで良いのかなという思いが少しずつ強くなってきました。戦っている選手にもっと気持ちを伝えること、自分から熱い輪の中に近づいていくこと、そして本当のゴール裏を自分で体感することが必要なのではないかと思うようになってきたのです。 特に自分の中で何かが弾けたと感じたのは、天皇杯準々決勝、仙台ユアスタでの甲府戦だったような気がします。あの試合、僕は最初ゴール裏のバックスタンド寄りの隅っこに陣取っていました。ところが何名かのコールリーダーの呼びかけで、ゴール真裏に密集するような形でサポーターが集結し、そこに僕も入れてもらったのです。あの一体となったコールと熱気は一種の快感でした。そして、勝利。選手が頑張ったとか、サポーターが勝たせたとかじゃなく、全てが一体となっての勝利は最高の喜びであり、そこへ誘ってくれた名前も知らない方への感謝の気持ちでいっぱいでした。 もしかしたら、ただの自己満足なのかもしれませんし、天皇杯で気持ちが昂っているだけなのかもしれません。けれど、後悔したくないという気持ちが日に日に強くなってくる今日この頃なのです。まだ決め切れてはいませんが、開幕までに自分の本当の気持ちを探ってみたいと思います。
posted by kabao |22:20 | Consadole sapporo | コメント(3) | トラックバック(0)