スポンサーリンク

2006年12月10日

目標を「国立」から「優勝」へ

改めて昨日を振り返ってみると、本当に中身の詰まった長いようで短い1日でした。
そしてあの出来事、あの瞬間に立ち会っていたことが、今でも信じられない感じです。
夢を見ているような感じ。PK戦をリアルに見たのも初めてだったし。
でもそれも今朝、朝刊を開いてみてようやく実感として湧いてきました。
まぎれもなくベスト8進出を決めたんだと。

昨日は、朝6時過ぎに家を出て新千歳へ向かいました。空港に着くと、いるわ、いるわ。レプユニにベンチコートを羽織った、見るからにコンササポの人から、リュックに申し訳程度にバッジやキーホルダーをつけた人、そしていつものゴール裏でのスタイルそのままのUSと思われる人。それぞれが飛行機に乗り込んでいきました。

羽田着も航空各社さほど大きな差が無いため、フクアリまでの移動も自然と一緒になるようで、僕が選んだ電車での移動でも、周りには赤黒の面々が乗っており、さながら福住に向かう東豊線のような感じ。
京葉線でフクアリのある蘇我駅へ着き、スタジアムへ向かう途中、一緒に行動していたサポファミリーの息子が、ジェッター3のイケチンさんを発見したので話しかけました。他の2人のメンバーも別行動でフクアリに向かっているとのことで、今日も頑張りましょう!と約束。

スタジアムに着いたのは11時30分過ぎでしょうか。もう、大勢のサポがゴール裏に陣取っていました。あちこちに普段ホームゲームで見かける顔を発見。ああ、そういえば今日はホームゲームなんだと妙な納得をしながら、6月の仙台遠征でお世話になった(おそらく)アウェイサポの方に挨拶。そこでも改めて今日の勝利を約束。

練習開始前に大塚が芝の状態を確かめるためピッチへと出てきて、サポの拍手に手を上げて答えてくれて、なんだか良い雰囲気に。そして、ピッチ練習開始。先に登場した新潟のコールに少し動揺しつつ、負けないで声を出そうと気合を入れ、選手の登場とともに120%全開、サポ仲間に「(そんなにとばして)最後まで持つのかい」と言われながらも、そのまま歌い続けました。

先制を許しても、信じられない形で同点に追いつかれても、僕は「崩されて失点していないんだから大丈夫」と叫び続けました。PK戦に入って、札幌側でのPKとなり、それまでそれぞれの席で応援していたサポがゴール真裏を中心に固まりました。新潟にプレッシャーを掛けるために。1番手の砂川、そしてエンドを替えて最初の6番手和波がきっちり決めたのが大きかった。
和波が蹴る前だったかな?待機している選手達に笑顔が見え、この時(何の根拠も無いんだけれど)なんとなく、あぁコンサドーレの勝ちだな、と確信しました。そして、まるでドラマのようなストーリーで優也が矢野のPKを止め、ゲームセット。この瞬間、120分+PKを叫び続けた僕の体は、急に緊張から解き放たれ、全身の筋肉がつっていました。イテテテ・・・。心地良く「好きですサッポロ!」を歌い、再び出くわしたジェッター3のメンバー全員とガッチリ握手をして帰路に。

今回の遠征は一生心に残るでしょう。
本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。

最後に、もうここまできたら、J1とかJ2とか関係ありませんね。
いちプロサッカーチームとして、国立へ行くことではなく、国立で勝つことを目標に戦って行こうじゃありませんか。チーム、そしてサポが一丸となって。
そう、俺たちならやれる!

posted by kabao |22:21 | Consadole sapporo | コメント(3) | トラックバック(0)