2006年08月14日
『扶養義務』の理想と現実
親や兄弟が病気になったら。 病気になって職を失ったら。 職を失って生活に困ったら。 何をしてあげられるでしょうか。何ができるでしょうか。たぶん、想像しているうちは「身内なんだから助けてあげて当然」などと口にできるでしょうが、いざ現実となったらどうでしょう。一緒に住むことができるでしょうか。朝・昼・晩、三食食べさせてあげられるでしょうか。家賃相当の仕送りをしてあげられるでしょうか。毎日、看病に通うことができるでしょうか。現実的に考えるとどうでしょう。さらには、毎日の自分の生活や仕事や家族を守りながら、そういったことができるでしょうか。夫や妻、子供、勤め先の理解を十分に得られるでしょうか。もし、なにもしてあげられなかったらどうしたらいいのでしょう。 なんてたまには、真面目なことを考えてみました。 民法第877条【扶養義務者】 直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
posted by kabao |22:42 | Others | コメント(5) | トラックバック(0)