2017年11月09日
東京出張記その5・第三の故郷を訪ねて横浜へ
4日は14時まで時間があるので、私が2年半暮らした場所を再訪することにしました。 西川口から横浜を目指しますが、まずは西川口から京浜東北線で赤羽へ行き、湘南新宿ラインに乗り換えます。実は湘南新宿ラインに乗るのは初めてです。 大宮方面から池袋・新宿・渋谷を経て横浜方面へ行く列車ですから、赤羽・池袋間は埼京線(赤羽線)を通ると思いますよね? 北海道に住んでいたら、マニアでもない限り、なかなかわからないと思いますが(実は私もしばらく知りませんでした)、実は埼京線は通らず、赤羽以南も東北貨物線を走って田端の方へ向かい、田端の手前で連絡線(中里トンネル)に入り、山手貨物線に入って駒込・巣鴨・大塚の順に池袋へ向かいます。従って、三角形の2辺を通る形になり、赤羽線を通るよりも4㎞長くなります。下の地図では赤線がそうですが、本当は上中里を通るので、少し短く描いてますね。遠回りなのを知られたくない?赤羽を出たところ。埼京線(赤羽線)は右にカーブしていきます。京浜東北線をくぐると同時に中里トンネルに入ります。トンネルを出ると山手線と並走。まもなく駒込駅。なんで赤羽線を走らないのか不思議に思うでしょうけど、それは大宮駅の構造上、東北線への接続が困難なのです。実現させるとしたら莫大な用地取得費と工事費がかかってしまいます。埼京線だけ地下だからです。 それに、4㎞長くなるとは言っても、もしも赤羽線を走らせるとなると、板橋駅と十条駅は保安上、停車が必要なので、時間差は1分しかないことになります。 また、埼京線のホームは10両しか対応してなく、15両の運用はできません。 だから永遠に遠回りは続きます。 池袋からは埼京線の列車と線路を共有しますが、うっかりそのことを忘れて渋谷で東横線に乗り換える予定をしていました。 忘れてなければ池袋で副都心線(東横線直通)に乗り換えたはずです。 なんでかというと、現在の埼京線渋谷駅ホームは山手線ホームよりも遥か南にあるのです。何年か後には北にずらす計画ですけど。 しかも先頭車に乗ったので、出口まで450メートルあります。450メートルなら日暮里・西日暮里間などと同じくらいの距離ですよ。 で、予定していた東横線の接続時間は8分。これは厳しいと思い、渋谷で下車しないで恵比寿で日比谷線(中目黒で東横線)乗り換えに変更しようと一瞬思ったのですが、時間に余裕があるので、乗り継に何分かかるか実測してみようとの結論に。 まだまだ先だぁ~一旦外に出されます。かつてはここ(2階)に東横線のホームがあったのですが、副都心線ができてからは地下深いホームになりました。頑張って早足でしたが、12分もかかってしまいました。 普通に歩くと17分くらいかな。ゆっくり歩くと22分以上かかるでしょう。 乗り換えに20分以上みないとならないなんて飛行機並みでしょう。貴重な体験できました。 東横線日吉駅で下車しました。 日吉から横浜市営地下鉄グリーンラインに乗ります。 なお、港の方へ行く路線がブルーラインで、田園地区の方の路線がグリーンラインと覚えると良いですね。 土曜とはいえ、日吉に着く列車は沢山の通勤通学客が降りてきますね。皆さん、東横線で東京へ行かれるのでしょう。特等席をゲット、と思いきや、乗り込んできた運転士にブラインドを下ろされてしまいました。ブルーラインと接続するあたりは地上です。このあたりから懐かしい風景になります。中山駅でJR横浜線に乗り換えます。目的地の新横浜に行くにはちょっと遠回りですけど、グリーンラインは乗ったことがなかったので、この経路にしました。私が住んでいたころは103系で、まだエアコンのない車両も少しありました。33年前ですからね。 2つ先の小机駅から日産スタジアムが見えます。来年こそ行ってみたいですね。小机の次の駅が、かつて私が住んでた新横浜です。明日にでも紹介します。
posted by かもめ |13:32 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |